2008年04月10日(木)
物価の高い伸びが長期化する傾向にある、ECB総裁会見
[金融・経済]
欧州中銀(ECB)は10日に開いた理事会で、政策金利を年4.00%で据え置くことを決定した。
トリシエ総裁は理事会後の定例会見で、最新のデータを見る限り短期的な物価上昇圧力は引き続き強く、主にエネルギーと食品価格の上昇によって、物価の高い伸びが長期化する傾向にある指摘。欧州圏のマネーと信用の伸びが旺盛であることから、中長期的な価格上昇のリスクも高いとした。
欧州圏の経済ファンダメンタルズは引き続き良好で、最近のデータは穏やかな減速傾向にあることを示しているが、GDPは成長を継続しているとした。また、金融市場の混乱による経済の不確実性は、当初予想されていたよりも長く続く可能性があるとしている。しかしながら、中長期的なインフレの抑制はECBの最優先事項であり、この点について満足できる余地は全くないとした上で、現在の金融政策がそれを達成するのに寄与していると確信しているとも述べた。ECBでは (物価上昇の)2次的影響や中長期的なインフレリスクが具現化しないよう注力し、今後数週間の動向を引き続き注意深く見守っていくとした。
Posted by 松 4/10/08 - 09:43



