2008年06月02日(月)
債券:信用リスク懸念再燃させるニュースで債券買いに関心戻る
[場況]
10年債利回り:3.96↓0.10
債券は大幅続伸。米英でサブプライムローンに絡んだ信用リスク不安を再燃させるニュースが相次ぎ、安全資産を求める空気から債券市場に関心が集まった。早朝に英住宅ローン大手、米国でも大手銀ワコビアとそれぞれ経営不振を背景に最高経営責任者(CEO)の退任が伝わり、債券買いが先行。それでも朝方はまだ限定的だったが、株式相場の下落を受けてペースが速まり、また昼にはスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による複数の証券会社格下げで一段と強気の展開である。
本日は経済指標の発表もあり、米供給管理協会(ISM)製造業指数と建設支出それぞれ予想は上回ったが、景気不安を拭うには程遠い内容である。金融機関の不透明感とあわせて早期利上げのシナリオが後退し、短期債を中心に相場は強含み。長期債にも買いが優勢となり、指標の10年債利回りは昼前に4%を割り込んだ。約1週間ぶりの低水準で引けたが、短期債を下回る前日比低下のために長短金利差は拡大した。
Posted by 直 6/2/08 - 17:53



