2008年06月05日(木)
5月の米小売販売、景気刺激策効果で予想以上目立つ
[金融・経済]
米小売大手各社が5日に発表した5月の販売結果で予想を上回ったものが目立っている。国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データを集計した結果、5月の既存店売上高は前年同月比3.0%増加。同社の事前予想を上回ったという。5月には政府が景気刺激策として税金還付の小切手送付を始め、消費に寄与したとみられる。ICSCのチーフエコノミストは、6月の既存店売上高について小切手効果が見込まれることを理由に2.5-3%増を見通しているという。
ただ、業者をタイプ別にみて特に売上が伸びたのはディスカウントストアや会員制ホールセールクラブであり、消費者の低価格志向がなお続いていることも読み取れる。ICSCによると、ホールセールクラブで4.6%、ドラッグストア3.2%とそれぞれ全体以上の伸び。ディスカウントストアも3%増え、このうち最大のウォルマート・ストアーズは3.9%増だった。同社はガソリンの売上も含めれば4.4%のプラスだったという。コストコは9%アップ。食品やガソリンの販売好調を反映しているという。
一方、さえないのがアパレルだった。ICSCは、アパレル専門店の売上高について平均して6.5%減少と報告。ギャップやリミテッドが予想以上に落ち込み、ティーンエージャー向けでもエアロポスタールは予想以上の伸びを確保しながら、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズは市場の懸念を超える減少などまちまち。ICSCは、百貨店が3.5%のマイナスだったとも記している。
Posted by 直 6/5/08 - 13:19



