2008年06月10日(火)
債券:FRB議長のインフレ警戒発言で一段と長短金利差縮小
[場況]
10年債利回り:4.11↑0.11
債券は大幅続落。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長のインフレ警戒発言を背景に、終日売りの流れが続いた。FRB議長は前夕の講演で物価上昇の抑制に努める意向を示し、前日以上に利上げ実施のタイミングが早まるとの見方も強まる格好である。また、朝方にはカナダが予想に反して金利を据え置いたこともインフレ懸念を煽って市場心理に一段の重し。
前日に続いて短期債がまず売りを浴びた。2年債は前日の利回り高騰に比べて僅かにもペースは鈍ったがそれでも売りは止まらず。一方、10年債利回りは朝方からじりじりと本日レンジを切り上げる展開となり、午後に4.1%を突破した。最終的には昨年12月下旬以来の高水準で引けたが、2年債に比べると前日比較の上昇は小さく、このため2年債と10年債の利回り格差は1月中旬以来で1.2ポイントを割り込んだ。
Posted by 直 6/10/08 - 17:50



