2007年12月04日(火)
ブラジル農業コンサルタント、07/08年度大豆見通し下方修正
[穀物・大豆]
ブラジル農業コンサルタント、07/08年度大豆見通し下方修正
[穀物・大豆]
ブラジルの農業コンサルタントセレレスは4日、2007/08年度国内大豆の作付見通しを小幅引き下げた。最新予測は前年比6.9%増の2220万ヘクタールで、前月初めに見ていた2250万ヘクタールよりややダウン。生産最大のマット・グロッソ州で乾燥気候の影響で作業開始が遅れたことを理由に挙げている。イールドは2801キログラムから2800キログラム、生産を6300万トンから6220万トンにそれぞれ下方修正した。生産は前年比5.6%増の見方である。
国内の作付は11月30日時点で全体の87%が終了としており、一週間前より15ポイントアップだが、前年同期に比べるとややペースが遅れているとコメント。2位のパラナ州、3位のリオ・グランデ・ド・スル州では価格や地元での供給不足を反映してコーン作付に押されたことも取り上げている。
セレレスはまた、07/08年度の大豆先渡し販売契約について先月末時点で33%成約済みと報告している。前週の32%より若干進んだだけだが、前年同期との比較では6ポイント高いようだ。2006/07年度分は99%が成約済みになったという。
Posted by 直