2007年12月12日(水)
仏穀物局、07/08年度軟質小麦生産見通し小幅引き下げ
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は2007/08年度の国内軟質小麦生産推定を小幅引き上げた。最新報告では前年比7.1%減の3091万4000トン。11月時点で見ていた3086万2000トンを上回るが、10月時点での推定3163万7000トンには届かない。輸出推定については欧州連合(EU)圏内向けを10.3%減の750万トン、圏外向けを11.2%減の485万トンでそれぞれ据え置いた。期末在庫は前年度の252万5000トンから200万8000トンに縮小と予想しており、これは従来の206万2000トンより下方修正である。
コーン生産推定は1416万トンから1428万6000トンに一段と引き上げた。前年比較で15.6%増加の見方。輸出はEU向けを12.1%減の488万5000トンと、前回報告時の推定523万5000トンを下回る予想に改定した。圏外向けでは前月時点で見越していた前年の約半分である5万トンの見通しを維持した。期末在庫が前年度の192万6000トンから296万トンに増えるとみており、これは前回予測276万8000トンから引き上げである。
Posted by 直