2007年12月13日(木)
ストラテジーグレイン、2008/09年度EU穀物生産14%増見通す
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは13日、2008/09年度の欧州連合(EU)穀物生産初回見通しを発表した。穀物全体のイールド予測が5.0トンで、前年度の4.6トンを上回る見方。軟質小麦が5.1トンから5.7トン、コーンは6.0トンから6.8トンに上がると予想している。生産予測は軟質小麦が前年比15%増の1億2930万トン、コーン26%増の5920万トン。穀物全体で14%増の2億9060万トンとみている。小麦生産についてフランスとドイツ、英国で最も大きく増えると見込んでいる。コーンに関すると、ルーマニア、ハンガリー、イタリアでの改善を見通す。
全体の作付面積は前年度を4%上回る5860万ヘクタールになるとの見方を示した。今秋に完了したものと春の作付意向、過去のトレンドなどから算出したという。このうちコーンを11%増反と予想。軟質小麦も4%増えるとの見方だ。
Posted by 直