2007年12月26日(水)
10月S&Pケース・シラー住宅価格指数、過去最大の落ち込み
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日に発表した10月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合、20都市総合揃って前月比1.4%下がり、いずれも調査史上最もきつい落ち込みとなった。10都市総合はこれで16ヶ月連続の前月比マイナスであり、20都市総合は14ヶ月続けてダウン。20都市全てで下落し、最も大きく下げたのがサンディエゴで2.6%。このほかデトロイトやラスベガスなど計7都市が2%以上の低下率だった。
10月の指数は前年比較でも過去最大のマイナスとなった。10都市総合が6.7%、20都市総合は6.1%それぞれ低下。都市別ではシャーロットとポートランド、シアトルだけが上昇し、残る17都市は全て前年割れ。このうち2ケタのマイナスは6都市で、最大のマイナスはマイアミ12.4%だった。
Posted by 直