2006年12月07日(木)
BPテキサスシティー製油所でハイドロクラッカーが稼動再開
[エネルギー]
テキサス州環境局への報告によると、BPのテキサスシティー製油所は、昨年8月以来停止していた日量6万バレルの処理能力をもつガソリン生産装置の一つ「ウルトラクラッカー」の稼動を再開させた模様。
製油所の処理能力は日量46.3万バレルとされるが、安全面の理由から装置の点検、閉鎖が相次ぎ、7-9月期の生産は24.7万バレルまで落ち込んでいた。関係者の話では、ウルトラクラッカーの稼動再開で生産は2週間以内に30万バレルまで増加するという。
・・・05年の春から夏にかけ、死者を伴う大きな爆発事故を二度も引き起こし、その後のハリケーンカトリーナに至る大幅価格上昇のきっかけを作ったテキサスシティー製油所。今度こそしっかりとメンテナンスを行って欲しいものだ。
Posted by 松