2006年12月08日(金)
欧州のインフレリスクは残る、フィンランド中銀総裁
[要人発言]
ECB理事を務めるリーカネン・フィンランド中銀総裁は8日、石油価格の下落にも関わらず、欧州圏のインフレが加速するリスクは残るとの見方を示した。原油価格が再び上昇に転じる可能性がある上、景気が良好なのを受けた賃金の上昇圧力が強まるとした。全ての指標が、現在市場には十分な流動性があり金融生産は依然として緩和的であることを示していると、目先の追加利上げに含みを持たせた。
Posted by 松