2008年02月12日(火)
米エネルギー省、世界石油需要見通しを下方修正
[エネルギー]
米エネルギー省情報局は12日に発表した短期アウトルックで、2008年度の世界石油需要を日量8,707万バレルと前月から40万バレル下方修正した。2007年度は14万バレル、2009年度も54万バレルそれぞれ引き下げている。前年からの伸び率は07年が1.32%、08年度が1.57%、09年度が1.62%。一方、2008年度の世界供給もOPECを中心に見通しを前月から29万バレル下方修正、2009年度に関しては55万バレルの引き下げとなっている。
OPECの1月産油量は日量3,222万バレルと前月から7万バレル増加。サウジが20万バレル、アンゴラが7万バレル、アルジェリアが4万バレル増えた一方、イラクの生産が20万バレル減少した。生産余力はサウジに140万バレルあるのみとしている。
2008年度の原油価格見通しは1バレル86.46ドルと前月から0.75ドルの引き下げ、09年度は81.67ドルと前月から据え置いた。レギュラーガソリンの価格は08年度が1ガロン3.07ドルと7セント、09年度は2.97ドルと6セントそれぞれ引き下げている。
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