2008年02月13日(水)
1月小売売上高は前月比0.33%増、マイナス予想を覆す
[経済指標]
1月の小売売上高は前月比0.33%増加した。市場の減少予想に反してのプラス転換で、売り上げアップに寄与したのがガソリン販売。1.99%と項目別で最も高い伸びである。衣料品も1.42%のプラスとなった。健康関連や食品・飲料も前月を上回った。自動車及び自動車部品は0.58%増加。
一方、建設資材・造園が1.70%落ち込んだ。スポーツ・趣味・音楽が1.32%、電気機器は1.00%それぞれダウン。総合小売は0.06%と僅かにも増加したが、このうち百貨店に限ると1.08%のマイナスだった。
自動車関連を除くex-Autoは0.27%増加し、予想よりやや高めの伸びである。ガソリンを除いた小売売上高はやはり前月を上回るが、全体での増加率には届かない。また。自動車関連とガソリンをともに除いた場合は横ばいである。
なお、昨年12月の売上高は速報段階での0.37%減から0.45%減、ex-Autoの減少率が0.36%から0.29%に改定となった。
Posted by 直