2008年02月20日(水)
1月消費者物価指数は前月比0.39%上昇、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した1月の消費者物価指数は前月比0.39%上昇した。2007年が全面的な修正となったため、1月の伸び率は前月とほぼ同水準。しかし、市場予想より高い。エネルギーが0.68%上昇。前月の1.71%(修正値)は大きく下回るが、これで5ヶ月連続して上がった。ガソリンが1.18%のプラス。反面、ガス・電力は0.52%下がった。食品および飲料が0.68%上昇。エネルギーと違ってこちらは前月の0.09%より上昇ペースが加速した。
エネルギーと食品を除いたコア部分の上昇率が0.31%だった。2001年6月以来の高い伸び。市場が見通していた以上でもある。宿泊料金が1.17%上昇で、前月の伸び率0.32%からジャンプ。アパレルの値上がりも進んだ。航空運賃は0.82%アップ。前月に比べるとやや伸び悩んだ。新車は0.26%下落。
前年比は全体で4.40%上昇した。コアは2.47%上がり、昨年2月時点以来の高い伸びとなった。
Posted by 直