2008年02月26日(火)
2月の消費者信頼感指数75.0、2003年3月以来の低水準
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、1月の信頼感指数は75.0となった。前月の87.3(修正値)を下回り、2003年3月以来の低水準。市場予想も大きく下回った。向こう半年後を占う期待指数が前月の69.3(同)から57.9に下がり、これは1991年1月まで遡る低さという。現状指数は100.6で、やはり前月の114.3(同)からダウン。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、景気や労働市場を悲観視する向きが増えていることを指摘し、2008年初めの景気減速が進んだサインとの見方を示した。また、見通し指数の落ち込みは景気後退のリスクがなお高いことを表しているともいう。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は19日までに集計したデータに基づいたもの。
Posted by 直