2008年12月17日(水)
OPEC、日量220万バレルの大幅減産で合意
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC0は17日にアルジェリアのオラーンで開いた第151回総会で、イラクとインドネシアを除く加盟11ヶ国の生産を現在の水準から220万バレル引き下げることで合意に達した模様。WSJのWEBサイトが速報で伝えた。
議長を務めるアルジェリアのヘリル石油相は会見で、9月時点の11ヶ国の生産量が日量2,904.5万バレルだったことを明らかにした上で、この水準から合計で420万バレル生産量を引き下げるとした。新たな生産枠は日量2,484.5万バレル、実質的に220万バレルの減産で来年1月1日から適用される。また、次回は来年3月15日にウィーンで開かれる定例総会とし、市場の状況次第ではそれ以前に臨時総会を開く可能性は示したものの、具体的な日程を決めるには至らなかったようだ。
Posted by 直