2008年12月19日(金)
09年の石油需要は日量30万バレル減少する、サウジ石油相
[エネルギー]
サウジのヌアイミ石油相は19日、ロンドンで開かれた国際会議で、2009年度の石油需要は日量30万バレル減少するとの見方を示した。光熱費を中心に工業部門の需要が弱含んでおり、それに伴う価格下落は現在進行中や計画中の石油開発投資に大きな影響を与えるとの懸念を示した。また、同国のアブドラ国王が以前に1バレル75ドルが望ましいと発言したことについて、公正で妥当な価格水準であるとの認識を改めて示した。
また、同国は再生可能燃料への開発投資を行っており、国営石油のサウジアラムコは施設の一部を太陽エネルギーで賄っていることを 明らかにし、いつの日か「バレル」と共に「ギガワット」でもエネルギーを輸出することになるとの見通しを示した。
Posted by 直