2009年07月09日(木)
失業保険新規申請件数56.5万件、1月以来の60万割れ
[経済指標]
米労働省が発表した4日までの週の失業保険新規申請件数は56万5000件だった。1月24日までの週以来で60万件を下回り、また1月10日までの週以来の低水準。市場予想も大きく下回った。前週比5万2000件減で、2週連続ダウンだ。なお、前週分は速報値61万4000件から61万7000件に引き上げとなった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は60万6000件。前週の61万6000件(修正値)を下回り、2月7日までの週以来の水準に落ちた。
失業保険の継続受給件数は6月27日時点で688万3000件だった。前週から15万9000件増と5月2日までの週以来の大幅プラスで、この結果、4週間ぶりに過去最高を更新した。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直