2009年07月28日(火)
7月消費者信頼感指数は46.6に低下、予想も下回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、7月の消費者信頼感指数は46.6となった。6月の49.3から2ヶ月連続ダウン。市場予想も下回った。現状指数は一ヶ月前の25.0(修正値)から23.4に下がった。向こう半年後を占う期待指数が62.0となり、こちらも前月の65.5より低い。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、現状指数が労働市場の不振により下がったと分析する。また、期待指数の低下はビジネス、雇用とも情勢変化はないと見越す向きが増えている結果とコメント。情勢悪化の見方が増えているためというわけではないとしている。ただ、消費者の所得見通しが悲観的なことを目先の消費を曇らせるとの見解も示した。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は21日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直