2009年11月25日(水)
10月新築住宅販売は前月から6.17%増加、予想大きく上回る
[経済指標]
米商務省によると、10月の新築一戸建て住宅販売は年率で43万戸だった。前月比6.17%増加し、昨年9月以来の高水準。市場予想も大きく上回る。なお、9月の販売が速報の40万2000戸から40万5000戸、7月分は従来推定41万3000戸から41万9000戸に引き上げ。一方、8月分が従来推定41万7000戸よりやや低めの41万5000戸に修正である。
市場別には、南部で23.23%増加しただけである。24万4000戸と昨年9月以来の水準にアップ。中西部は21.13%落ち込んだ。北東部と西部は揃って約5%のマイナス。前年比較の販売は逆に中西部で11.11%減少した以外は増加。西部と南部で8%強増え、北東部が5.71%のプラスである。全国あわせて一年前を5.13%上回った。
住宅ストックは 23万9000戸と、1971年5月以来の低水準となった。前月比4.40%減。2007年5月から減少を続けている。ストック/販売比率は6.7ヶ月。 2006年12月以降初めて7ヶ月を下回った。販売価格は中間値で前年比0.47%下落して21万2200ドル。平均値も前年より4.71%低い。
Posted by 直