2007年03月14日(水)
生産拡大は200万バレルまで、サウジがアンゴラに警告
[エネルギー]
FT紙が14日に伝えたところによると、サウジはアンゴラに対して石油生産を日量200万バレル以上に拡大できるとは考えないよう要請した模様。アンゴラは今年初めにOPECに新規加入、現時点ではOPECの生産枠に組み込まれていない。生産量は来年初めまでに日量200万バレルに達すると見られ、2012年には250万バレルまで拡大する計画を持っている。
OPECが石油価格維持のため減産に取り組む中、外国資本を取り入れ急速に生産拡大を図るアンゴラに対してリーダー国のサウジが釘を刺した格好だ。アンゴラがサウジの要請を素直に受け入れるのかどうかは、明日開かれるOPEC総会での注目点の一つとなるだろう。
Posted by 松