2007年03月27日(火)
速報:ペルシャ湾で軍事衝突の噂、原油は一時68ドルに急伸
[エネルギー]
NY16時40分ごろ、ペルシャ湾でイランと米国か英国との間に軍事衝突が起こったとの噂が流れ、原油は電子取引で一時68ドル台をつけるなどパニック的に買いが集まった。噂はすぐに否定されたようだが、原油は17時現在も65ドル台の高値を維持している。
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4-6月期は日量70万バレルの供給過剰、OPEC調査部幹部
[エネルギー]
OPECのクァバザード調査部責任者は27日、トルコで開かれたエネルギー会議で、4-6月期の石油市場が日量70万バレルの供給過剰になるとの見通しを示した。ここ数年100万バレル前後の供給過剰だったのから、需給はやや引き締まる。また、07年度の非OPEC諸国の生産見通しが将来引き下げられる可能性も示唆した。開発プロジェクトの幾つかに遅れが生じる可能性があるという。現在のOPECによる非OPECの07年度生産推定は日量4,873万バレル、昨年12月に日量4,922万バレルだったのから49万バレル引き下げられている。
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3月消費者信頼感指数は107.2、予想以上の落ち込み
[経済指標]
カンファレンスボードが発表した3月の消費者信頼感指数は107.2と前月から4.0ポイント、昨年11月以来の水準に落ち込んだ。
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07年3月 | 07年2月 | 市場予想 | ||
消費者信頼感指数 | 107.2 | 111.2 | 110.0 | |
現状指数 | 137.6 | 137.1 | ||
期待指数 | 86.9 | 93.8 | ||
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外貨準備におけるドルの比率は20%以下、イラン中銀総裁
[金融・経済]
イラン中銀のシェイバニ総裁は27日、ダウジョーンズのインタビューに答え、同国は外貨準備をドルからユーロを中心とした20種類の通貨バスケットに移行させており、現時点でのドルの比率は20%を下回っていることを明らかにした。詳細は明らかにしなかったが、現在の外貨準備は500億ドル以上に上り過去最高を記録しているという。また、現在イランは石油収入の50%をドル以外の通貨で得ており、将来石油価格のドル表示を中止する計画があることも明らかにした。
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2007年03月26日(月)
輸出検証高:小麦1,438万、コーン3,910万、大豆1,792万bu
[穀物・大豆]
USDAが発表した22日までの週の輸出検証高は小麦が前週比4.8%増となる一方、コーンは0.6%、大豆は11.3%減少した。大豆は市場予想もやや下回った。
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3月22日 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 14384 | ↑ 4.8% | 12000 〜18000 |
コーン | 39096 | ↓0.6% | 36000 〜45000 |
大豆 | 17924 | ↓11.3% | 18000 〜30000 |
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2月新築住宅販売は前月比3.85%減、予想下回る
[経済指標]
国勢調査局が発表した2月の新築住宅販売は84.8万戸と前月から3.85%、2000年6月以来の低水準に落ち込んだ。市場予想も大きく下回った。一方、販売価格は大幅に上昇した。
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07年2月 | 前月比 | 07年1月 | 市場予想 | ||
新築住宅販売件数 | 848 | ↓3.85% | 882 | 995 | |
販売価格(中間値) | $250000 | ↑ 2.80% | $243200 | ||
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PdVSAと中国CNPC、オリノコ河プロジェクトに共同出資
[エネルギー]
ベネズエラのラミレス石油相は25日遅く、国営PdVSAと中国石油天然ガス公司(CNPC)がオリノコ河流域の超重質油開発プロジェクトに共同出資することを明らかにした。投資額は130億ドルに上る見込み。生産は日量80万バレルと見込まれ、チャベス大統領が打ち出している2012年までに日量120万バレルを中国に輸出するとの計画の一翼を担う。PdVSAは操業権の60%を保有すると言う。
・・・ ベネズエラは欧米の石油メジャーを追い出しに掛かっていますが、やはり中国とは仲良くするするようです。
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