2007年03月20日(火)
オランダ中銀、06年に54トンの保有金売却
[メタル]
オランダ中銀(DNB)は20日、2006年に54トンの保有金を売却したことを明らかにした。06年末時点の保有量は640トン、現時点での評価額は約100億ユーロという。保有金の量自体は減少したものの、このところの価格上昇により評価額は上昇している。05年と06年の合計売却量は136.5トン、DNBは欧州金協定により05年から09年までに165トンの保有金を売却することが出来る。
Posted by 松
中南米9ヶ国の2月コーヒー輸出は前年比5.6%増
[コーヒー]
グアテマラコーヒー協会(Anacafe)が20日に明らかにしたデータによると、2月の中南米9ヶ国のコーヒー輸出は247万9,016袋と前年比で5.6%増加した。06/07年度(10月-9月)累計では1,004万3,955袋と前年を4.2%上回っている。データの対象となるのはメキシコ、ペルー、コロンビア、ドミニカ共和国、コスタリカ、エル・サルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの9ヶ国。生産のほとんどは水洗式といわれるアラビカ種でこの種類では世界生産の75%-80%を占める。ブラジルやエクアドルは含まれていない。
Posted by 松
2月住宅着工件数は前月比9.01%増、予想も上回る
[経済指標]
国勢調査局が発表した2月の新規住宅着工件数は前月比で9.01%増加、市場予想を大きく上回る結果となった。一方先行指標となる建築許可件数は前月から2.48%減少、予想も下回った。
詳細はこちら
07年2月 | 前月比 | 07年1月 | 市場予想 | ||
新規住宅着工件数 | 1525 | ↑ 9.01% | 1399 | 1445 | |
建築許可件数 | 1532 | ↓2.48% | 1571 | 1550 | |
Posted by 松
ブラジルの大豆輸出は前年比で10%-15%増加、農業相
[穀物・大豆]
ブラジルのピント農業相は19日、訪問中のシンガポールでインタビューに答え、ブラジルの07/08市場年度(2月-1月)の大豆輸出は前年の2,470万トンから10%-15%増加するとの見通しを示した。ダウジョーンズが伝えた。これは06/07生産年度(10月-9月)の生産が5,700万トンと前年比で8.4%増加することを受けてのもの。収穫は先週時点で20%終了している。現時点では収穫について非常に楽観的な見方をしているという。また、このところブラジルレアルがドルに対して上昇を続けているにもかかわらず、ブラジル産の大豆は米産に対して競争力を持ち続けるとも予想した。
エタノールの輸出については、日本を中心としたアジア向けの出荷に期待していると発言。特に日本はガソリンに対する3%のエタノール添加の義務付けが実施された場合、年間180万キロリットルの需要が生じると分析、輸出拡大の絶好の機会になるとした。
Posted by 松
OPECの決定に不快感、米エネルギー長官
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は20日、訪問先のインドでインタビューに答え、OPECが9月まで臨時総会を開かないことについて不快感をあらわにした。OPECに対しては常に市場に十分な供給を与えるように要請しているとし、9月まで生産方針の変更を検討しないことには満足していないという。一方、インドがイランとの間で天然ガスの供給やパイプライン建設の共同建設などの交渉を行っていることについては、それが米国とインドの関係に影響することはないと、事実上容認する意向を示した。この問題については、先週に長官の国際問題担当補佐官がインドに対し交渉の見直しを求める旨を明らかにしていた。
Posted by 松
2007年03月19日(月)
3月住宅市場指数は昨年9月以来の前月比マイナス
[経済指標]
全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した3月の住宅市場指数(HMI)は36と前月から3ポイント低下した。指数が前月比でマイナスとなったのは昨年9月以来。
詳細はこちら
07年3月 | 07年2月 | |
住宅市場指数(HMI) | 36 | 39 |
Posted by 松
輸出検証高:コーンは予想範囲内も、小麦と大豆は予想下回る
[穀物・大豆]
農務省が発表した15日までの週の輸出検証高は、コーンが前週から16.5%増加、市場予想範囲内の結果となる一方、小麦と大豆は前週より30%以上減少、予想も下回った。
詳細はこちら
3月15日 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 13528 | ↓33.4% | 17000 〜23000 |
コーン | 40810 | ↑ 16.5% | 36000 〜44000 |
大豆 | 21184 | ↓30.7% | 25000 〜40000 |
Posted by 松
メキシコPemexの確認石油埋蔵量、前年から5.8%減少
[エネルギー]
メキシコ国営石油会社PemexのヘロレスCEOは18日、同社の確認石油埋蔵量は1月1日現在、原油換算で155.1億バレルと前年から5.8%減少したことを明らかにした。自然枯渇分を新規確認分で置き換えるリプレースメントレートは2006年、41%と前年の26.4%から上昇したものの、政府目標の100%は大きく下回った。資金不足から新規油田開発が遅れていることが主な要因という。確認埋蔵量は06年の生産量の10年分にあたる。また、可採埋蔵量は453.8億バレルと前年から2.2%減少した。
Posted by 松
【 過去の記事へ 】