2007年03月15日(木)
OPEC総会:生産量据え置きで合意
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)は15日、オーストリアのウィーンで第144回定例総会を開催、加盟国の生産方針を現状維持とすることで合意した。2007年度の世界経済は前年よりやや弱いものの比較的堅調に推移すると分析。石油市場には依然として十分な供給があり、在庫水準も適正だとした。また市場の変動は今後も続くと予想、加盟国は市場の安定を求め、引き続き動向を注意深く見守っていくとした。
総会にはオブザーバーとしてエジプト石油相、メキシコ、オマーン、ロシアの石油省好感が出席した。次回は9月11日にウィーンで定例総会を開催、12月5日にUAEのアブダビで臨時総会を招集することも決定した。今年度から新規加盟したアンゴラの生産枠に関する発表はなかった
Posted by 松