2009年09月10日(木)
ロシアの減産協力は具現化していない、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのエル・バドリ事務総長は10日、ロシアがOPECに対して年内の訪ロを打診しているとの報道を受け、昨年にもロシアを訪問しており、毎年行くことは出来ない、今度はロシアがOPECを訪問する番だと述べた。ロシアに対しては協力体制を作るのに非常に前向きであるとの意向を既に伝えてあるとした一方で、同国が最近になって生産量を増やしている点に触れ、以前に交わした生産削減に協力するとの合意は全く具現化されていないと、失望感を露わにした。
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IEA、世界石油需要見通しを50万バレル上方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2009年度の世界石油需要を日量8,440万バレルと推定、前月から約50万バレル上方修正した。前年比では190万バレル、2.2%減少する。米国や中国、その他のアジア地域の見通しが引き上げられたのが主な要因。2010年度の需要は日量8,570万バレルと、こちらも前月から50万バレルの上方修正となる。
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2009年09月08日(火)
世界石油市場は現在良い状態にある、サウジ石油相
[エネルギー]
サウジのヌアイミ石油相は8日、OPEC総会出席のため訪問中のウィーンで記者団の質問に答え、世界石油市場は現在良い状態にあり、石油価格は生産国、消費国どちらにも好ましい水準で推移しているとの見方を示した。ダウジョーンズが伝えた。68ドルから73ドルの価格帯での値動きに対し、他に何を望むことがあるのか、とも述べた。しかしながら、将来の追加減産に関しては完全に否定することはしなかった。
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