2009年09月17日(木)
9月の月次入札、前月から30億ドル増えて総額1120億ドル・財務省
[金融・経済]
米財務省は17日、来週実施の月次入札での発行額を発表した。2年債が430億ドル、5 年債400億ドル、7年債は億ドル。それぞれ8月の入札時より10億ドル増え、総額1120億ドルになる。入札は22日の2年債から順次行う。
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ストラテジーグレイン、欧州小麦生産推定10万トン引き上げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは17日に発表したレポートで、09/10年度の欧州軟質小麦生産推定を前年比7.1%減の1億 3000万トンとした。従来推定より10万トン引き上げ。このほか、欧州連合(EU)の期末在庫はほぼ1800万トンに膨らむ見方を維持しており、フランス、フィンランド、ドイツ、ブルガリア、中欧諸国での余剰供給を見通す。
コーン生産推定は5億6500万トンから5億5900万トンに上方修正した。前年比較で8.7%減の見方だ。ストラテジーグレインは穀物全体で220万トン引き上げ、前年比6.7%減の2億91200万トンに改定した。
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8月の新規住宅着工59.8万戸、予想と一致
[経済指標]
米商務省によると、8月の新規住宅着工件数は年率換算で前月比1.53%増の59万8000戸だった。昨年11月以来の高水準。市場予想とも一致した。なお、7月の着工件数が速報の58万1000戸から58万9000戸に引き上げ。6月分は59万戸で従来推定の58万7000戸を上回る水準に改定となった。
市場別には、北東部の着工件数が23.81%、中西部5.0.88%それぞれ増加した。西部は横ばいで、南部だけ2.45%減少。前年比較だと全体で29.56%のマイナスとなった。全ての市場で前年を下回り、北東部の41.79%が市場別で最もきつい。住宅タイプ別にみると、一戸建てが前月比3.04%減少した。6ヶ月ぶりのマイナス転落になる。一方、5世帯以上の集合住宅は一ヶ月前から35.29%増え、着工件数は3ヶ月ぶりの高水準だ。前年比だと一戸建て21.73%、集合住宅48.20%それぞれ減少した。
先行指標となる建築許可件数は前月比2.66%増加した。57万9000戸と昨年11月以来の高水準になる。ただ、市場予想より低め。
市場別にはまちまちで、増えたのは北東部(14.29%)と南部(7.22%)だった。中西部は5.71%、西部が5.56%それぞれダウン。前年比較になると各市場減少し、全体で32.44%落ちた。住宅タイプ別の建築許可は、一戸建てが0.22%減となり、5ヶ月ぶりのマイナス転落だった。集合住宅に関すると、5世帯以上が18.07%増加し、2-4世帯も前月比プラス。前年比は、一戸建てと集合住宅いずれもダウンである。
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失業保険新規申請件数54.5万人、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月12日までの週の失業保険新規申請件数は54万5000件となった。7月11日までの週以来の低水準を更新し、市場予想も下回る。前週比較は1万2000件減で、2週連続ダウン。なお、前週分が速報の55万件から55万7000件に改定である。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は12日時点で56万3000件だった。前週の57万1750件(修正値)から減って、8月1日までの週以来の低水準だ。
失業保険の継続受給件数は9月5日時点で623万件となった。前週の610万1000件(修正値)から12万9000件増加。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2009年09月16日(水)
8月鉱工業生産0.78%上昇、予想上回る
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)が発表した8月の鉱工業生産指数は前月比0.78%上昇した。7月に昨年10月以来のプラス転換となり、8月も続けてアップ。市場予想も上回った。ただ、7月の伸び率は速報の0.54%から0.96%に改定となったことから、8月はペースが鈍った格好になる。
8 月の製造業生産指数が0.62%上がった。全体指数同様に2ヶ月連続上昇となり、ただ7月より低い伸びである。耐久財が0.49%のプラス。前月に2割強の上昇となった自動車及び部品が約5%に著しく伸び悩んだのが背景にある。木製品、非金属鉱物、コンピューター、航空宇宙、家具はマイナス転落。一方、機械は前月よりやや高い伸びとなり、家電は前月比プラスに転じた。
非耐久財が0.74%上昇となった。2月以来の高い伸びである。飲食品・たばこで1%を超えるプラスだったほか、化学でも前月以上にアップ。テキスタイルも前月比プラスに転じた。しかし、アパレルとプラスチック・ゴム製品は前月より伸び率が縮んだ。印刷関連、石油は前月以下のマイナス幅だ。
鉱業は0.53%、2ヶ月連続で上がった。公益は天然ガス、電力ともに前月を上回って全体で1.94%上昇。
設備稼働率は69.64%だった。前月の69.02%(修正値)から上がり、市場予想と比べても高め。
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米内務省、ロイヤリティー・イン・カインド停止・長官証言
[エネルギー]
米内務省のサラザー長官は16日の下院天然資源委員会で、ロイヤリティー・イン・カインドと呼ばれる油田開発権料を石油で受け取るプログラムを停止すると明かした。ブッシュ前政権時代にプログラムの乱用が表面化し、内務省が強く非難された経緯がある。サラザー長官は内務省の透明性を高め、また油田開発権料でより信頼できるプログラムを設けることを狙うと述べた。
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2009/10年度独ビート糖生産、前年比16.2%増見通し・WVZ
[砂糖]
ドイツ調査会社WVZは16日、2009/10年度国産砂糖ビートからのの製糖量が422万9000トンになるとの見通しを発表した。前年比16.2%増加の見方。37万9563ヘクタールに相右党するビートが収穫中で、糖分含有率が17.95%と推定されるという。
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8月消費者物価指数0.45%上昇、市場予想より高い伸び
[経済指標]
米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.45%上昇した。7月の横ばいからプラス転換し、市場が予想していた以上に高い伸びである。一方、変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数が0.07%上昇。前月よりややペースが鈍り、市場予想も下回る。
エネルギーが 4.59%上がった。7月に3ヶ月ぶりのマイナス転落となったのから再びアップ。ガソリンが9.12%のプラスで、住居用エネルギーは13ヶ月ぶりの上昇である。ガス・電力は横ばいだった。食品・飲料は前月を0.09%上回った。ほぼ全ての食品が前月より高く、このうち値上がりが目立ったのは肉・魚・卵と砂糖・甘味料、非アルコール飲料。いずれも、前月の下げから戻った格好である。下げたのは果物・野菜、乳製品だった。
コア部分ではホテル宿泊料金が0.49%上がり、公共、民間揃って交通が上昇した。このうち航空運賃が1.66%アップ。ただ、前月よりややペースは緩やかだ。新車価格は 1.31%下がった。今年初めての前月比マイナスで、また1972年10月以来の大幅マイナスである。アパレルが0.09%、3ヶ月ぶりのマイナス転落で、コンピューター製品も一段と下落。
7月のCPI は前年同月と比べると1.44%下落した。7月に1.89%と1950年1月以来の大きな前年比マイナスを記録したのからややペースが鈍化。コアの前年比伸び率は1.46%で、2004年2月以来の低水準。
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ウガンダ中部で害虫発生、コーヒーイールドへの影響懸念
[コーヒー]
ウガンダコーヒー開発局は16日、中部の主要コーヒー生産地でニカメイガの一種である害虫が発生しているとことを明かした。現在、情勢を調査中としながらも、この3ヶ月間に害虫被害が広がっており、コーヒーイールドへの悪影響が懸念されるという。
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