2009年09月25日(金)
欧州輸出組合、2009/10年度EU穀物生産推定引き上げ
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは20日、欧州連合(EU)の2009/10年度穀物生産を2億9270万トンと推定していることを発表した。6月時点で見越していた2億8640トンから引き上げたが、前年度の3億990万トンは依然として下回る。軟質小麦も1億 2830万トンから1億3090万トンに上方修正。しかし、前年比は約7%減少の見方だ。
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ブラジル最大組合、2010/11年度のコーヒー生産見通しに慎重
[コーヒー]
ブラジル最大のコーヒー組合Cooxupeの幹部は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2010/11年度の組合によるコーヒー生産が低調となり得ることを示した。生産周期の表作に当たるものの、最近の降雨が開花パターンを乱すことに懸念。また、肥料の消費削減見通しによる影響もあるかもしれないとしており、前回の表作での生産960万袋を下回るより4%減少する可能性があるという。ブラジル全体を見通すのはまだ尚早と避けた。
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インド国営、2009/10会計年度の金輸入拡大計画
[メタル]
インド国営ステート・トレーディングは25日、2009/10会計年度(4-3月)に120-130トンの金を輸入する計画を明かした。前年度の100トンから増やすことになる。
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8月新築住宅販売は前月比0.70%増、予想下回る
[経済指標]
米商務省によると、8月の新築一戸建て住宅販売は年率で42万9000戸だった。7月が速報の43万3000戸から42万6000戸に改定。このため、8 月は前月から0.70%、5ヶ月連続増加である。昨年9月以来の高水準も更新した。しかし、市場予想は下回る。商務省はこのほか、6月の販売を39万 5000戸から40万戸に引き上げ、一方、5月分は2万4000戸削減して37万1000戸に改定した。
市場別に増加したのは西部だけで、12.15%増えた。この結果、12万戸と昨年7月以来の高水準である。南部は横ばい。一方、北東部の販売が16.28%減少し、5ヶ月ぶりのマイナス転落となった。中西部は5.77%、2ヶ月続けて減った。前年比較の販売は西部で30.43%アップとなったほか、北東部でも28.57のプラス。反面、中西部は31.94%、南部が11.11%それぞれダウンである。全国あわせて3.38%落ちた。
住宅ストックは26万2000戸となり、1992年11月以来の低水準だ。前月比2.96%減で、2007年5月から減少を続けている。ストック/販売比率は7.3ヶ月。前月時点での 7.6ヶ月(修正値)を下回り、2007年1月以来の低水準を更新した。販売価格は中間値で前年比11.67%下落して19万5200ドル。平均値も前年より3.28%低い。
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8月耐久財受注は前月比2.40%減、予想外の大幅落ち込み
[経済指標]
米商務省によると、8月の耐久財受注は前月比2.40%減少した。市場の増加予想に反して1月以来の大幅マイナス。中でも民間航空機が42.20%減と目立つ。軍用航空機も10.58%ダウン。自動車及び部品だけは0.40%増だったが、運輸機器全体で9.27%落ちた。
運輸以外ではまちまちだった。コンピューター・電子機器が0.73%、電気製品0.52%それぞれダウン。反面、増加したのが金属関連。ただし、一次金属の伸び率が1.90%、金属製品0.85%で、いずれも前月より低い。機械は0.67%のプラス転換だった。
耐久財受注は運輸を除くと0.01%減と、ほぼ横ばいだった。防衛を除いて2.38%のマイナス。企業の設備投資の目安となる非防衛資本財受注は7.05%減り、航空機を除いて前月から0.35%減少である。
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2009年09月24日(木)
世界中銀および公的機関の保有金は6月から64.0トン減少、WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)が24日に明らかにしたデータによると、2009年9月現在の世界中銀および公的機関の保有金は2万9,633.9トン6月時点から64.0トン減少した。ロシアの保有金が31.5トン増えた一方、ドイツが4.3トン、フランスが 5.6トン保有金を売却している。ECBを含む欧州圏の保有金は1万809.4トンと6月から9.9トン減少した。
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8月中古住宅販売は前月から2.67%減少、予想も下回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は8月に年率換算で前月比2.67%減の510万戸となった。5ヶ月ぶりのマイナス転落。市場予想も下回っている。西部を除いて全ての市場で前月から落ちた。中西部で6.56%、南部で3.08%それぞれダウン。北東部の販売は 2.15%減った。西部が2.65%増加し、116万戸と6ヶ月ぶりの高水準である。
前年比較すると全体で3.45%増加した。7月に2005年11月以来となる前年比プラスに改善し、8月も再び一年前を上回った。西部の販売が7.41%と市場別で最も高い伸びとなり、次いで北東部が5.81%増加。南部は1.61%のプラスだった。中西部だけ横ばい。
住宅ストックは前月比10.83%減の362万2000戸だった。1月の今年最低に次ぐ。販売以上の減少であったことから、ストック/販売比率は8.5ヶ月と前月の9.3ヶ月(修正値)より下がって、この一年間で初めて9ヶ月を割った。
販売価格は中央値で17万7700ドルである。前年同月と比べて12.55%下落し、市場別でも揃って1割を超える値下がり。平均値にしても全ての市場が前年より低く、全体で9.28%下がった。
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インド、白糖免税輸入の期限を来年6月末に延長
[砂糖]
インドのパワール農相は24日、白糖免税輸入の期限を延長すると発表した。当初は今年11月30日としていたのを来年6 月30日に改定。国内の不作を補うためという。ただ、ボンベイ砂糖商社協会など地元関係者は価格高騰を挙げて、期限延長が買い付け量増加につながるわけではないとの見方を示している。
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失業保険申請件数は前週から2.1万件減少、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月19日までの週の失業保険新規申請件数は53万件となった。7月11日までの週以来の低水準を更新し、市場予想も下回る。前週比較は2万1000件減。3週連続ダウンであり、また8月1日までの週以来の大幅マイナスだ。なお、前週分が速報の54万5000件から55万1000件に改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は19日時点で55万3500件だった。これは1月24日時点での54万7000人に次ぐ低水準。前週の56万4500件(修正値)から3週続けての減少となる。
失業保険の継続受給件数は9月12日時点で613万8000件となった。前週の626万1000件(修正値)を12万3000件下回る。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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