2009年09月24日(木)
世界中銀および公的機関の保有金は6月から64.0トン減少、WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)が24日に明らかにしたデータによると、2009年9月現在の世界中銀および公的機関の保有金は2万9,633.9トン6月時点から64.0トン減少した。ロシアの保有金が31.5トン増えた一方、ドイツが4.3トン、フランスが 5.6トン保有金を売却している。ECBを含む欧州圏の保有金は1万809.4トンと6月から9.9トン減少した。
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8月中古住宅販売は前月から2.67%減少、予想も下回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は8月に年率換算で前月比2.67%減の510万戸となった。5ヶ月ぶりのマイナス転落。市場予想も下回っている。西部を除いて全ての市場で前月から落ちた。中西部で6.56%、南部で3.08%それぞれダウン。北東部の販売は 2.15%減った。西部が2.65%増加し、116万戸と6ヶ月ぶりの高水準である。
前年比較すると全体で3.45%増加した。7月に2005年11月以来となる前年比プラスに改善し、8月も再び一年前を上回った。西部の販売が7.41%と市場別で最も高い伸びとなり、次いで北東部が5.81%増加。南部は1.61%のプラスだった。中西部だけ横ばい。
住宅ストックは前月比10.83%減の362万2000戸だった。1月の今年最低に次ぐ。販売以上の減少であったことから、ストック/販売比率は8.5ヶ月と前月の9.3ヶ月(修正値)より下がって、この一年間で初めて9ヶ月を割った。
販売価格は中央値で17万7700ドルである。前年同月と比べて12.55%下落し、市場別でも揃って1割を超える値下がり。平均値にしても全ての市場が前年より低く、全体で9.28%下がった。
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インド、白糖免税輸入の期限を来年6月末に延長
[砂糖]
インドのパワール農相は24日、白糖免税輸入の期限を延長すると発表した。当初は今年11月30日としていたのを来年6 月30日に改定。国内の不作を補うためという。ただ、ボンベイ砂糖商社協会など地元関係者は価格高騰を挙げて、期限延長が買い付け量増加につながるわけではないとの見方を示している。
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失業保険申請件数は前週から2.1万件減少、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月19日までの週の失業保険新規申請件数は53万件となった。7月11日までの週以来の低水準を更新し、市場予想も下回る。前週比較は2万1000件減。3週連続ダウンであり、また8月1日までの週以来の大幅マイナスだ。なお、前週分が速報の54万5000件から55万1000件に改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は19日時点で55万3500件だった。これは1月24日時点での54万7000人に次ぐ低水準。前週の56万4500件(修正値)から3週続けての減少となる。
失業保険の継続受給件数は9月12日時点で613万8000件となった。前週の626万1000件(修正値)を12万3000件下回る。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2009年09月23日(水)
FOMC、FF金利誘導目標年 0-0.25%のレンジで維持
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は23日、短期金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を従来の年 0-0.25%のレンジを維持すると発表した。全会一致の決定で、目先例外的に低い金利環境が続くとの見通しも従来から変更はなかった。
このほか、1兆2500億ドルの住宅ローン担保証券、最高2000億ドルのエージェンシー債の購入プログラム自体には変更がないことを示した。ただ、購入ペースを徐々にスローダウンさせ、2010年1-3月期末までのプログラム終了を目指すという。最高3000億ドルの長期国債買い入れは、8月の前回会合で決めた通り10月終わりまでに完了の予定であるとした。
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ブラジルコーヒー、2年連続で大雨による被害の可能性
[コーヒー]
オーストラリアのマッコーリー銀行のアナリストは23日、ブラジルのコーヒー生産に2009/10年度と2010/11 年度に2年連続して大雨による被害が生じる可能性があるとの見方を示した。現在の季節外れの大雨によって2009/10年度の収穫に悪影響が見られている上、2010/11年度の開花にも影響が出るかもしれないという。マッコーリー銀は2009/10年度の収穫を4,200万袋と推定。2010/11年度分を見通すのは尚早としながらも、5,000万-5,000万袋となるとしている。
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インド、10月に小麦買い取り価格見直しへ・農業長官
[穀物・大豆]
インドの農業長官は23日に記者団に対し、10月に小麦買い取り価格を見直すことを明かした。関連委員会による勧告を受けて決めたという。夏作物の不作見通しから冬の増反及び生産引き上げを促進するために農家からの買い取り価格改定を修正する可能性を示唆した格好である。価格は200/09年度に100キログラムあたり1080ルピーで設定していた。
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増産達成のため石油価格目標を80ドルに設定、ベネズエラ石油相
[エネルギー]
ベネズエラのラミレス石油相は22日、重質油に関する会議で発言、同国は今後数年で石油生産を増やすためにも、石油価格目標の下限を1バレル80ドルに設定するとの意向を示した。現在の生産量が日量約300万バレルであることを明らかにした上で、2015年までに日量 470万バレル、最終的には2030年に生産量を日量600万バレルにすることを目標にしていると述べた。
また、オリノコ河流域の開発区について、フニン6鉱区はロシア企業との共同開発が進んでおり、日量40万バレルの生産が見込まれるとしたほか、伊Eniとの共同開発の準備を進めているフニン5鉱区では日量20万バレルの生産を予想。仏トタルとはフニン10鉱区で総額250億ドルの開発を計画中であることも明らかにした。
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