2009年10月20日(火)
OPECは2030年までに日量1,100万バレルの石油供給が必要、IEA
[エネルギー]
国際エネルギー機関(UEA)の田中事務局長は20日、ロンドンで開かれた石油金融会議でスピーチを行い。気候変動防止目標が実行された場合、世界市場は2030年までにOPECに対し日量1,100万バレルの供給増を求めることになるとの見通しを示した。IEAの想定する気候変動抑止シナリオには10兆ドルの投資が必要で、2030年までの石油平均価格は1バレル85ドルに設定しているという。
目先の石油価格の変動については、引き続き注視しているとした上で、価格上昇が経済成長を阻害してはならないとの懸念を表明。中国はインドの石油需要は回復しているものの、OECD諸国の需要は低迷、在庫も依然として非常に高い水準にあるとの見方を示した。
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2009年10月19日(月)
イラン、ロシアと石油取引のドル建て移行を提案、ベネズエラ大統領
[エネルギー]
ロシアのタス通信が伝えたところによると、ベネズエラのチャベス大統領は17日、ボリビアを訪問した際、ベネズエラとイランはロシアと共に、石油取引をドル建てから頬課の方法に変更することをOPEC内で提案していることを明らかにした。この件については先に英インディペンデント紙が中東諸国が関係各国とバスケット通貨建てへの移行を水面下で協議しているとの観測記事を報じ、ドル売りを誘発したが、当事国は揃ってそうした事実を否定していた。
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