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2009年10月16日(金)

ナイジェリアMEND、石油施設に対する攻撃再開を宣言
 [エネルギー]

ナイジェリアの有力武装勢力ニジェールデルタ解放運動(MEND)の広報担当者は16日、石油業界や軍に対する戦闘を再開しつつあることを宣言した。3ヶ月間続いた休戦期間が終了したことを受けてのもので、ヤルアデュア大統領が提唱した恩赦プログラムは失敗に終わったとし、再び対立姿勢を強めるという。ただ、具体的な内容を明らかにすることはなかった。

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2010年米コーン増反見通し、大豆と小麦は減少・インフォーマ
 [穀物・大豆]

米有力アナリストのインフォーマ・エコノミクスが2010年コーン作付について8939万4000エーカーと見通していることが報じられた。前年から 3.5%増加の見方になる。一方、大豆は前年比1.0%減の7676万7000エーカー、小麦が2.4%落ちて5739万6000エーカーとみているともいう。

Posted by 直     

ロイター/ミシガン大消費者指数、10月速報値は69.4に低下
 [経済指標]

10月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値は69.4となった。前月の73.5から低下し、市場予想も下回った。現状指数は72.1、6ヵ月後を占う期待指数67.6。いずれも前月の73.4、73.5よりダウンである。

インフレ予測は1年後の上昇率で2.2%から2.8%に上がった。5年後は2.9%で、これも前月2.8%より高い。

Posted by 直     

9月鉱工業生産指数は前月比0.66%上昇、予想上回る
 [経済指標]

米連邦準備理事会(FRB)が発表した9月の鉱工業生産指数は前月比0.66%上昇した。3ヶ月連続アップ。8月の伸び率が速報の0.78%から1.25%に改定で、9月は著しく伸び悩んだ格好になるが、それでも市場予想は上回った。

9 月の製造業生産指数が0.95%上がった。全体指数同様に3ヶ月連続上昇となり、ただ8月より低い伸びである。耐久財が1.15%のプラス。自動車及び部品で約8%上がり、このほか一次金属、航空宇宙の上昇も目立った。ハイテク関連、金属製品、家電、木製品はより限定的なプラスで、家具と機械、非金属鉱物が下がった。非耐久財は0.77%上昇。紙と印刷関連を除いて軒並み前月からアップ。中でも石油製品が前月より3%以上高い。

鉱業は0.75%、3ヶ月連続で上がった。公益は天然ガス、電力ともに前月からダウンで0.67%低下に転じた。

設備稼働率は70.45%だった。2月以来で70%を超え、市場予想と比べても高い。

Posted by 直     

2009年10月15日(木)

2009/10年度世界砂糖生産は4.6%増見通し・独FOリヒト
 [砂糖]

ドイツ調査会社FOリヒトは15日に発表した2009/10年度の世界砂糖需給見通しで、生産を前年比4.6%増の1億5690万トンとした。ただ、生産改善でも需給逼迫改善には物足りないといい、2年連続の供給不足を見越す。在庫の取り崩しも進む見方である。

最近の価格上昇で生産意欲が上向いても、2009/10年度収穫用の作付には間に合わなかったという。ただ、2010/11年度の供給を押し上げる可能性があるとの見方も示した。

Posted by 直     

10月フィラデルフィア連銀指数は11.5に低下、予想下回る
 [経済指標]

フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した10月の企業景況感指数は11.5となった。3ヶ月連続でゼロを超えたが、前月の14.1より低下。市場予想も下回った。

新規受注は前月の3.3から6.2に改善し、これは2007年12月以来の高水準となった。受注残が前月のマイナス7.4より上がってマイナス1.3。 2007年8月からマイナス圏で推移しているが、10月はこの間で最もゼロに近い。雇用も昨年6月からゼロを超えたことはないものの、10月にはマイナス 6.8に上がり、昨年9月以来の高水準となった。一方、出荷が前月の8.2から3.3に下がった。在庫がマイナス31.8で、6ヶ月ぶりの低水準だ。労働時間は前月のマイナス3.9を下回るマイナス4.7。

生産コストを示す支払い指数が21.3となり、前月の14.9から上昇した。昨年9月以来の高水準を更新だ。販売価格を示す受取り指数はマイナス4.3。前月のマイナス10.6を上回り、しかし8月のマイナス1.5と比べるとまだ低い。

向こう6ヶ月の見通しを表す指数が8ポイント下がって39.8となった。4月以来の低水準。新規受注が40.3、出荷37.8でいずれも6ヶ月ぶりの水準にダウン。雇用が7.4となった。5月からゼロより高く推移しているが、10月はこの間で最低。反面、設備投資は8.5、昨年9月以来の高水準に改善した。

支払い見通し指数が9月の40.7から32.8に下がり、反面、受取り見通し指数は前月の9.7から11.0に上がった。

Posted by 直     

ストラテジーグレイン、EU小麦生産見通し110万トン引き下げ
 [経済指標]

ストラテジーグレインは15日に発表したレポートで、2009/10年度の欧州連合(EU)軟質小麦生産見通しを前年比 7.9%減の1億2900万トンとした。従来予測より110万トン引き下げ。作付を10万ヘクタール下方修正し、2260万ヘクタールとみる。これは前年より3.0%ダウンの見方。イールドは前年度の6.0トンから5.7トンに低下の見通しを維持した。

コーン生産推定は5億6900万トンで据え置いた。前年比較で8.7%減の見方だ。イールドが前年より0.3トンダウンで8.5トン。ストラテジーグレインは穀物全体で90万トン下方修正し、前年比7.0%減の2億9030万トンを見越す。

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10月NY連銀指数は34.57に上昇、04年5月以来の高水準
 [経済指標]

ニューヨーク連邦準備銀行が発表した10月の製造業景況感指数は34.57となった。前月の18.88から上昇し、2004年5月以来の高水準である。市場予想も上回った。

雇用が10.39となった。前月のマイナス8.33から上昇。昨年7月以降続いたマイナス圏での推移が止まっただけでなく、2007年10月の17.44に次ぐ水準にアップだ。新規受注が30.82で2005年8月以来、出荷は35.08で2006年3月以来の高水準をそれぞれ更新。受注残は2.60となった。昨年3月以来でゼロを超え、また2007年10月以来、ちょうど2年ぶりの高水準である。納期は昨年3月に次ぐ高水準の3.90。労働時間は 20.78と、2007年10月以来で20を超えた。在庫は前月のマイナス25.00マイナス18.18にやや改善。

生産コストを示す支払い指数が19.48で、前月の20.24から低下した。一方、販売価格を表す受取り指数はマイナス5.19。昨年12月からマイナス圏での推移を続け、また10月には前月のマイナス3.57からややダウン。

6ヶ月先の期待指数は3.40ポイント上がって55.69となった。2004年10月以来の高水準を更新。新規受注が2005年8月以来となる52.36に改善し、出荷も53.28と2004年10月以来の水準にアップである。受注残は2007年2月以来となる10.90に上がった。雇用が前月を約10ポイント上回る18.84で、これは昨年9月以来の高水準だ。設備投資については18.18、テクノロジーだけで12.99とそれぞれ前月より高い。

物価見通しに関すると、支払いが36.90から24.68に下がった。4ヶ月ぶりの低水準にもなる。反面、受取りは9.52から10.39に上がり、昨年10月以来の高水準。

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失業保険申請件数は前週から1万件減少、予想下回る
 [経済指標]

米労働省が発表した10月10日までの週の失業保険新規申請件数は51万4000件となった。前週から1万件、2週連続減少し、1月3日までの週以来の低水準を更新。市場予想も下回った。なお、前週分は速報の52万1000件から52万4000件に改定。

雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は10日時点で53万1500件だった。これは1月17日時点での52万6500人に次ぐ低水準。前週の54万500件(修正値)から6週続けての減少である。

失業保険の継続受給件数は10月3日時点で599万2000件となった。前週の606万7000件(修正値)から7万5000件のマイナスで、4週間続けて減少である。この結果、継続受給は3月28日以来で600万を割った。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。

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