2009年09月22日(火)
2010年の金加工需要は前年から6.8%増加、ABARE
[メタル]
豪農業資源経済局(ABARE)は22日に発表した四半期商品レポートで、2010年度の世界の金加工需要(宝飾品や歯科、コインなど)を前年比6.8% 増の2,545トンと推定した。鉱山における生産は2,501トンと前年比で1.1%増加する一方、スクラップの売却は950トンと36.7%減少するとした。公的機関の保有金の売却は120トンと前年から変わらず、生産者のディヘッジングは117トンと、前年の185トン、2008年の358トンから減少する。価格見通しは1オンス951米ドルと、2009年度の930ドルから上昇する見通し。豪州内の鉱山における金生産は251トンと、2009年から 15.1%増加するとした。
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2009年07月29日(水)
欧州中銀金協定による金売却量は昨年9月から140トン、WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)が29日に明らかにしたデータによると、昨年9月からの欧州中銀金協定(CBGA)による保有金の売却は、7月24日現在140トンに上っている。このうちフランスが79.0トンを売却、ECBも35.5トンを売却した。この他、オランダが9.0トン、スウェーデンが9.6トン売却、売却元が明らかになっていないものが7.0トンとなっている。CBGAでは年間の売却量の上限を500トンと定めている。今のものは2004年に合意された第2次協定で、今年9月26日で5年の期間が終了する。第3次協定の合意はまだ出来上がっていない。
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