2007年01月15日(月)
金利は依然低水準、オーストリア中銀総裁
[要人発言]
ECB理事のリーブシャー・オーストリア中銀総裁は15日、欧州圏の金利は依然として低水準にあるとの見方を改めて示した。スロベニアのユーロ導入に伴う会議で記者団の質問に答えた。エネルギー価格の変動や維持管理費の上昇、賃金支払いなどによりインフレ圧力は依然として高いという。また11月のM3の伸びが年9.3%となったことを指摘、マネーサプライと信用の伸びがインフレリスクとなっているとした。一方、M3は非常に重要な指標だが、それだけで判断を下すわけではないとも述べている。
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2007年01月10日(水)
インフレリスクは依然として存在、シカゴ連銀総裁
[要人発言]
シカゴ連銀のモスコウ総裁は10日、アイオワ州で講演を行い、インフレリスクは依然として存在し、適正な水準に落ち着くまで注意深く動向を見守る必要があると、インフレに対する警戒感を改めて示した。モスコウ総裁は今年度のFOMC投票メンバー。
景気見通しについては、GDPは今後数年間潜在成長力をやや下回るペースで伸びていくと予想。労働生産性の伸びや好調な雇用、エネルギー価格の下落で家庭や企業の購買力が増すことなどが成長を下支えするとした。住宅市場については、住宅建設は更に落ち込むとしたものの、経済全般に波及することはないとの見通しを示している。
Posted by 松
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