米エネルギー省情報局（EIA）のアナリストは3日、EIAへの報告ミスから2週前の石油在庫統計が修正されるとの見通しを明らかにした。対象となるのは、先月20日に発表された15日時点の中西部（PADD2）の原油在庫。レポートでは424.6万バレルの積み増しと1988年4月以来の増加幅となったが、翌週には746.5万バレル激減、原油在庫全体で800万バレル減というサプライズの要因となった。4日に発表される在庫統計で、どの程度修正されるのかには言及していない。

今月15日から19日までインドのニューデリーで開かれる石油会議、ペトロテック2007の主催者が3日に明らかにしたところによると、会議にはOPEC加盟国の石油相が何名か参加する模様。出席が予定されているのは、サウジのヌアイミ石油相、イランのハマネイ石油相、ナイジェリアのダウコル石油相、ベネズエラのラミレス石油相、カタールのアティーヤ石油相。会議は現在国内消費の70%以上を輸入に頼っている同国の開発投資促進を目的としたもの。時期が時期だけに、2月からの追加減産実施についてOPECから新たな発言が飛び出すことになりそうだ。

11月建設支出は5ヶ月連続の前月比下落で1年ぶりの低水準。
ただ、市場予想ほどの落ち込みとはなりませんでした。

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12月のISM製造業指数は51.4と予想より強気の結果。
50の節目割れは11月だけにとどまりました。
生産、新規受注も50台を回復、雇用も小幅ながら改善しています。
一方、価格指数は大きく下がっています。

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イラク石油省幹部が3日に明らかにしたところによると、同国北部油田からトルコの石油港シェイハンまでのパイプライン輸送が2日未明に停止したという。パイプラインは年末に稼動を再開したばかりだったが、北部油田の生産量が十分でないことから、僅か2日で輸送を停止することになった。750万バレルの貯蔵能力があるとされるシェイハンの石油タンクには、現在400万バレルの在庫があるという。

インドネシア製糖協会の会長は3日、国内の砂糖精製量は今年度中に25万トン増加、135万トンに達するとの見通しを示した。ジャワ島西部で4ヶ所の製糖所に設備投資を行い、精製能力を引き上げるという。2007年度の国内需要が420万トンとの予想がある中、06年度の生産量は粗糖230万トン、精製糖110万トンに止まっている。不足分は輸入に頼ることになるが、協会は政府に対し輸入と国内生産の比率を2：1に止めるよう政府に要求している。

前月の強気の発表はその後のドル高転換のきっかけとなりましたが、
今回は前月から減少と弱気の内容になっています。
労働省発表との誤差も多いので、これが全てというわけではありませんが、
金曜の雇用統計が注目されます。

地元紙が2日に伝えたところによると、サウジの2006年度金消費は118.2トンと前年の146.2トンから19.2%減少した。、世界的な金価格の上昇が消費落ち込みの主な理由という。