2007年01月22日(月)
輸出検証高:小麦、コーンは予想以上、大豆は低調
[穀物・大豆]
USDAが発表した18日までの週の輸出検証高は
小麦、コーンがやや予想を上回る一方、
大豆は大きく落ち込んだ。
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1月18日 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 20201 | ↑ 27.1% | 13000 〜20000 |
コーン | 40582 | ↑ 9.3% | 35000 〜40000 |
大豆 | 21918 | ↓25.1% | 25000 〜34000 |
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クウェートの産油量は2020年までに日量400万バレルに達する
[エネルギー]
クウェート石油の副会長は21日、同国の石油生産を2020年までに日量400万バレルにひきあける目標が達成可能であることを改めて示した。クウェート国営通信(KUNA)が伝えた。プロジェクト・クウェートと呼ばれている北部油田の開発が進まなくとも、目標は達成できるという。また、生産は2010年までに300万バレルに達するとの見方も示している。
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ナイジェリアで新たな誘拐事件発生
[エネルギー]
ナイジェリア南部の油田地帯で20日、新たな誘拐事件が派生した。付近を航行中の貨物船が攻撃を受け、当時船内にいた14名のうち、フィリピン国籍の船員6名が連れ去られたという。最大武装勢力の一つニジェールデルタ解放運動(MEND)は犯行を否定している。同地域では最近立て続けに誘拐事件が発生、ほとんどは身代金が支払われた後で開放されている。先週金曜には中国人とイタリア人の人質が解放されたばかり。
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2007年01月19日(金)
現在の金融政策は引き締め的、カンザスシティー連銀総裁
[要人発言]
カンザスシティー連銀のホーニグ総裁は19日、カンザスシティーで開かれた会議で講演、インフレの水準は依然として高く、現在の金融政策によって抑制されているとの認識を示した。現在の金融政策はやや引き締め的で、インフレを引き下げる方向に作用しているとした。
景気については住宅市場の落ち込みや雇用の逼迫、エネルギー価格の上昇といったリスクを抱えているものの、自分は楽観的だとし、GDPは長期的なトレンドである年2.5%成長かそれよりやや高い水準に回帰していくとの見通しを示した。
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金融政策は依然として緩和的、ギリシャ連銀総裁
[要人発言]
ECBの理事を務めるガルガナス・ギリシャ連銀総裁は19日、ダウジョーンズのインタビューに答え、ECBの金融政策は依然として緩和的で、インフレリスクは今後も注意深く見守る必要があるとの考えを示した。今年度も2度以上の利上げを行う必要があるかもしれないという。これまでの金融引き締めにもかかわらずマネーの伸びは加速しており、明らかな懸念材料だとした。
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欧州圏の金利は依然として低水準、スタークECB理事
[要人発言]
ECBのスターク理事は19日、ハンガリー中銀主催の会議における講演後にインタビューに答え、欧州圏の金利は依然として低水準にあるとの見方を示した。金利が低いのは信念や意見ではなく、事実だという。会議では中銀の金融政策についてインフレターゲットに対する意見を述べたもので、景気見通しなどへの言及はなかったようだ。
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インフレは依然として最大のリスク、リッチモンド連銀総裁
[要人発言]
リッチモンド連銀のラッカー総裁は19日、リッチモンドのリスクマネージメント会議でスピーチを行い、インフレが目先の経済に対し依然として最大のリスクとの見方を示した。
住宅市場については、需要が安定してきた兆候が見え始めているとしながらも、新築住宅への需要が悪化するようなら調整は長く続くととしている。今年度前半は住宅の落ち込みが景気の足かせとなるかもしれないが、市場の規模から考えて、リセッションに陥るほどの大きな影響はないという。07年度のGDP成長率は2.50-2.75%と予想。目先の景気リスクとしては、住宅への需要が安定したとのまだ判断できないことと、石油価格の不透明さを上げている。
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ミシガン大消費者指数は98.0、04年1月以来の高水準
[経済指標]
1月のミシガン大消費者指数速報値は98.0と前月の91.7から大きく上昇、
2004年1月以来の高水準を記録した。市場予想平均は92.4.
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07年1月 | 06年12月 | 市場予想 | ||
消費者指数 | 98.0 | 91.7 | 92.4 | |
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OPEC、07年世界需要見通しを20万バレル引き下げ
[エネルギー]
OPECは19日に発表した月報で、07年世界石油需要を20万バレル引き下げた。
北米の暖冬で暖房需要が減少、06年10-12月期、07年1-3月期の
需要見通しが大きく引き下げられている。
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2007年 | 修正 | 2006年 | 修正 | 2005年 | 06年4Q | 07年1Q | ||
世界需要合計 | 85.39 | ↓ 0.20 | 84.27 | ↑ 0.14 | 83.29 | 85.03 | 85.80 | |
非OPEC供給合計 | 50.86 | ↓ 0.28 | 49.55 | ↓ 0.08 | 48.94 | 50.33 | 49.55 | |
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USDA輸出成約、小麦、コーン、大豆共に予想上回る
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が発表した週間輸出成約高は、小麦、コーン、
大豆共に予想を大きく上回る好調な結果となった。
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1月11日 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 824.7 | 0.0 | 824.7 | ↑ 237.4% | 250.0 〜600.0 | |
コーン | 1425.5 | 147.6 | 1573.1 | ↑ 3.7% | 800.0 〜1050.0 | |
大豆 | 1095.8 | 0.0 | 1095.8 | ↑ 71.7% | 400.0 〜800.0 | |
大豆ミール | 221.2 | 0.0 | 221.2 | ↑ 117.9% | 75.0 〜125.0 | |
大豆油 | 15.5 | 0.0 | 15.5 | ↑ 1092.3% | 5.0 〜15.0 | |
綿花(アップランド) | 257.6 | 29.8 | 287.4 | ↑ 553.2% | ||
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OPEC閣僚と減産について協議を続行、ベネズエラ石油相
[エネルギー]
ベネズエラのラミレス石油相は18日、同国は他のOPEC加盟国閣僚と現在の減産体制を維持するのかについて協議を続けていることを明らかにした。もっとも、現時点で追加減産を要求しているわけではないという。訪問中のブラジルでインタビューに答えた。既に合意されている減産だけで、市場がバランスを取り戻すことを望んでいるとも付け加えた。
Posted by 松
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