2008年01月24日(木)
フィリピンコーン生産、2008年前半は9%増見通し
[穀物・大豆]
フィリピン農務省高官は24日、2008年前半の国内コーン生産が前年同期を9%上回る301万トンになるとの見方を示した。価格上昇で農家の作付意欲が高まり、コメや砂糖からコーンに乗り換える動きも広がったためという。今年の作付は前年に比べて7万5000ヘクタール増える見通しとしている。また、当局は高イールドの種子使用を促進したことも生産アップの背景にある模様。今年の生産は737万トンが目標となっており、政府高官はターゲットに到達するには年後半に前年から10%多い436万トンの生産が必要と述べた。
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2008年01月23日(水)
2008年のウクライナ小麦生産、約30%増加見通し・地元アナリスト
[穀物・大豆]
2008年のウクライナ小麦生産について地元アナリストが前年比約30%増えて1750万-1850万トンになると見通していることが伝わった。世界的な価格上昇で生産意欲が高まり、この結果、冬小麦の作付は前年を40%上回り666万ヘクタールとなったという。
同アナリストは1月初めの降霜と雪不足で作付したうちの5%程度に被害があったことを認識するも、全面的なダメージには至らなかったと指摘。あとは2月の天候次第としながら、来月も少量の降雪にとどまったとして冬小麦は1670万トンを下回ることなく、小麦全体でも最低1750万トンにはなるとみている。十分な雪に恵まれれば、冬小麦は1760万トン、全体で1850万トンになるとの見方を示す。春小麦については作付が前年の42万へクタールとほぼ同水準、生産80万-85万トンと予想している。
Posted by 直
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