2008年01月09日(水)
FRB議長、17日に下院予算委で証言
[金融・経済]
米下院予算委員会は9日、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長が17日に同委員会で短期景気見通しについて証言すると発表した。バーナンキ議長は議会証言に先駆けて10日にワシントンで講演も予定している。
Posted by 直
ユーロシステムの金準備高は前週から7,600万ユーロ減少
[メタル]
ECBが9日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高は1月4日現在2,017億4,400 万ユーロと前週から7,600万ユーロ減少した。ユーロシステムの中央銀行1行が欧州金協定に基づいて保有金の売却を行った。なお、ECBは今回の発表から年初にユーロシステムに新規加盟したキプロスとマルタ共和国中銀の分をデータに加えている。
Posted by 直
ウガンダコーヒー輸出にケニア暴動の影響
[コーヒー]
ウガンダのコーヒー輸出に隣国ケニアで起きている暴動の影響が及んでいることを示す地元業者のコメントが伝えられている。ウガンダから出荷するコーヒーの75%がケニア経由であり、業者は情勢の安定化を待っている状態という。ウガンダのコーヒー開発局後方は地元の輸出業者と情勢に関して話し合う予定と米通信社ダウ・ジョーンズに明かしたが、現時点で出荷が止まっているコーヒーの規模には触れなかった模様。なお、ウガンダのコーヒー輸出の20%はやはり情勢が不安定なスーダンを通過するが、スーダン経由分に関しては問題はないといわれる。
Posted by 直
インドの大豆ミール輸出伸び悩む可能性
[穀物・大豆]
インドの油種産業貿易中央機関(COOIT)幹部は9日、同国の大豆ミール輸出が向こう数ヶ月間、伸び悩むかもしれないとの見方を示した。輸送機材の不足や港の渋滞などが要因と指摘。昨年10月に2007/08年度が始まったが、出荷は既に25%減っているという。
Posted by 直
国内石油製品価格の引き上げは行わない、中国首相
[エネルギー]
中国の温家宝首相は9日、政府のWEBサイト上に掲載した声明で、目先しばらくは国内石油製品価格を調整することはないことを明らかにした。電力価格や天然ガス価格も一定期間据え置くという。2月の春節を前に消費者の負担増を避けるのと、インフレの進行を抑えるのが主な目的とされる。中国政府は昨年11月、国際エネルギー価格の上昇を受け石油製品と天然ガスの国内価格を引き上げを決定、同月の消費者物価指数は前年比で6.9%と過去11年間で最高の上昇となった。
Posted by 直
2008年01月08日(火)
フィラデルフィア連銀総裁、追加利下げの必要性小さいと示唆
[要人発言]
フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は8日の講演で、今年後半の景気回復に自信を示す発言をし、さらなる利下げの必要が小さいとの見解を示唆した。総裁はむしろ、物価上昇圧力を警戒しているといい、景気減速でインフレリスクが小さくなるシナリオを描くのは尚早とけん制。最近の統計が物価の行方を懸念させるとした。また、最近の物価上昇サインはエネルギー高によるだけではないとも述べた。総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーである。
Posted by 直
ナイジェリアの武装グループ、大規模攻撃への準備進める
[エネルギー]
ロイター通信が関係者の話として伝えたところによると、ナイジェリア南部油田地帯の武装グループが、大規模な石油施設攻撃に備え、武器や物資の確保など準備を進めているという。アフリカ最大の産油国であるナイジェリアでは、石油収入の配分などを巡って地元住民と政府、石油企業が対立、石油産業の中心地である南部リバー郡などで数年にわたって石油施設への攻撃は石油企業職員の誘拐が続いている。先週には中心都市ポートハーコートで、政府軍による武装勢力の拠点に対する空爆への報復として警察署やホテルが襲撃され、18名もの死者が出る事件が起きている。
Posted by 直
11月住宅販売ペンディング指数は前月比2.56%低下
[経済指標]
全米不動産協会が発表した2007年11月の住宅販売ペンディング指数は前月比2.56%下落した。3ヶ月ぶりのマイナス転落である。市場別で最も落ち込みがきつかったのが北東部の13.03%。中西部でも4.09%と全国平均以上に下がった。西部は2.15%ダウン。南部だけが2.34%上昇した。11月の指数は前年比で19.19%下がった。
ペンディング指数は最終的な売買契約にはまだ至っていない、現在契約中の中古住宅販売の件数を指数化したもので、住宅販売の先行指標となる。通常1、2ヵ月後には契約が成立、中古住宅販売の数字に反映される。
Posted by 直
中国、大豆と大豆油の輸入計画
[穀物・大豆]
中国政府が110万トンの大豆と7万3000トンの大豆油を輸入する計画にあると報じられている。関係者によると、国内価格の上昇を抑えるための輸入。2月初めの春節及び3月初めの全国人民代表大会に伴って需要が増えることを意識していることを示唆している。
Posted by 直
ブラジル08/09年度コーヒー生産は4,129〜4,417万袋、CONAB
[コーヒー]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は8日、同国の2008/09年度コーヒー生産初回見通しを発表、4,128万8,000-4,417万 4,000 袋のレンジ内とした。08/09年度は収穫サイクルの表作にあたることから前年度の3374万袋から大幅に増加する上、2006/07年度も上回る可能性を示唆している。ただ、昨年8月末から10月初めにかけての高温乾燥気候の影響で、当初5,000万袋に迫る豊作が予想されていたのからは大きく減少する結果となった。生産は今後の天候次第で大きく変化するとしており、これは5月から8月にかけての降霜の被害を意識したコメントと思われる。
アラビカ種の見通しは3,151万5,000- 3,365万9,000袋。前年度の2,347万7,000袋から大きく増加、2006/07年度も上回るとの見方だ。ロブスタの予想レンジは977万 3,000-1,051万5,000袋で、前年度の1,026万30,00袋を下回るが、2006/07年度の949万7,000袋よりは多くなるとの見方だ。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】