2008年01月22日(火)
世界の金供給、07年9月末時点で前年比2%減
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)は22日、世界の金供給量が2007年9月末時点で前年同期を2%下回る2145トンだったと伝えている。鉱山生産は前年比横ばいの2404トン。中央銀行金協定に基づいての公式売却は6%減の446トンとしている。
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OPEC、世界石油需要見通しを小幅引き上げ
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)は22日に発表した月報で、08年度の世界石油需要を日量8,707バレルと推定、前月から1万バレル引き上げた。07年度は8,577万バレルとやはり3万バレル小幅上方修正している。非OPEC産油国の生産量は08年が日量5,063万バレル、07年が5,061万バレルとそれぞれ前月から11万バレル、7万バレルの下方修正。OPECの12月生産量は日量3,198.6万バレルと前月から64.9万バレル増加。油田のメンテナンスを終えたUAEが39.5万バレル増えたほか。イラクの生産も19.5万バレル増加した。08年度のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,152万バレルと前月から12万バレル引き上げ。07年度は3,182万バレルと10万バレルの引き上げ、需給バランスは日量87万バレルの供給不足となった。
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インドネシアの小麦粉関税撤廃でも価格下がらない・地元協会
[穀物・大豆]
インドネシアの小麦粉トレーダー協会は22日、5%の小麦粉輸入関税を撤廃しても国内の価格上昇を抑えきれないとの見方を示した。それよりも、輸入小麦粉に課している10%の付加価値税を撤廃した方が小麦粉を使用する企業のコストダウンにつながって効果的という。
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ベトナム主力生産地のコーヒー、07/08年度は前年並みに
[コーヒー]
ベトナムの主力コーヒー生産地であるダックラク省の政府職員によると、省内の2007/08年度生産見通しは43万トンとなっている。これは前年とほぼ同水準という。国全体では110万120万トンが見込まれている。
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インドネシアの砂糖生産、2009年までに消費を2割超える見通し
[砂糖]
インドネシアの農務省職員は22日、2009年までに砂糖生産が国内消費の20%を超える330万トンに増える見通しであることを明かした。ジャワ島にある製糖所の設備投資や砂糖きびの農園拡張計画を背景に生産性が上がるのが見込まれているためという。
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FOMC、0.75ポイントの緊急利下げ実施
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日に緊急会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準を0.75%に引き下げて年3.5%とすることに決めた。FOMCが緊急利下げに踏み切ったのは2001年9月に米同時テロが起きた直後に0.5ポイントの利下げを実施して以来。FOMCはまた公定歩合も0.75ポイント引き下げて年4.0%とした。公定歩合をFOMCの通常会合以外で引き下げたのは昨年8月以来。
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2008年01月18日(金)
米景気刺激策、GDPの1%規模に・ブッシュ大統領
[金融・経済]
ブッシュ米大統領は18日に記者会見を開き、米実質国内総生産(GDP)の約1%に相当する規模の景気刺激策を検討していることを明かした。企業向けの税優遇、消費者対象の減税などを盛り込むといい、刺激策を最も急がれる優先事項とコメントした。同席したポール米財務長官によると、刺激策は金額にして1400億-1500億ドルになり、大部分は消費者に向けられる。
ブッシュ大統領は会見で、景気の下振れリスクがあると述べ、米国内で景気に対する懸念が強まっていることも認識した。しかし、過去にも難局から立ち直ったことを指摘して景気は底堅いことを強調。ポールソン長官は市場の調整は必要としながらも、消費者や経済への影響を抑えるには政府が早急に対応しなければならないとの見方を示した。
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2007年10-12月期のコートジボワールコーヒー輸出、前年の2.2倍
[コーヒー]
コートジボワールの公式データによると、2007/08年度の第一四半期にあたる2007年10-12月期ロブスタコーヒー輸出はインスタントコーヒーも含めて前年同期の2.2倍の4万2473トン(70万7883袋)となった。生豆だけでやはり1年前の2倍を超える3万3825トン(56万3750袋)。12月単月の輸出は全体で前年を29.0%上回る7220トン(12万333袋)、生豆の出荷は51.5%増の5457(9万950袋)だった。
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12月景気先行指数は前月比0.2%低下、予想下回る
[経済指標]
カンファレンスボードが発表した12月の景気先行指数は136.5となり、前月から0.2%、3ヶ月連続で低下した。市場予想以上のマイナスだ。景気一致指数と景気遅行指数はそれぞれ0.1%、0.4%上昇した。
景気先行指数は過去に発表された10の景気に先行するとされる経済指標から算出される。12月は建築許可件数や製造業週平均労働時間、非防衛資本財新規受注など、6つの指標がマイナス要因となった。一方、プラスに貢献したのは小売業者実績、マネーサプライ、株価、一般消費財新規受注の4指標だった。
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インド農相、小麦の追加輸入ペース緩める可能性示唆
[穀物・大豆]
インドのパワール農相は18日に記者団に対し、現行の在庫状況を考慮すると小麦の追加輸入を急ぐ必要はないと述べ、買い付けペースを緩める可能性を示唆した。国際市場でひっ迫気味なこともさらなる輸入に消極的な理由とした。農相はこのほか、2008/09年度の国内生産が7500万トンを超える見通しに改めて自信を示し、パンジャブやハリヤーナ、アッタールの作付規模が十分なことや生育状況が好調とコメントした。
インドは3月に終わる2007/08年度に約180万トン輸入で成約済み。現在までに約100万トンが納入されている。
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米国の11月原油輸入は前月比1.8%増、EIA
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)が17日に発表したデータによると、11月の米原油輸入は日量994.8万バレルと前月比で1.8%増加した。前年比では0.6%の増加となる。輸入先はカナダが日量191.9万バレルで最も多く、以下サウジアラビア153.0万バレル、メキシコ148.4万バレル、ベネズエラ122.7万バレル、ナイジェリア121.5万バレル、イラク50.8万バレル、アンゴラ40.8万バレルと続いている。
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