2008年01月30日(水)
ブラジル、小麦輸入関税の撤廃見送り
[穀物・大豆]
ブラジル外国貿易評議会は29日に小麦輸入関税の撤廃を見送ることに決めたと報じられている。ブラジルの主要小麦供給減であるアルゼンチンが輸出を停止していたことを背景に地元製粉業者が南米南部共同市場(メルコスール)以外の国からの買い付けを免税とする要請があった。しかし、29日にアルゼンチンが制限つきの輸出再開を決めたのに続いてブラジルも関税を維持することにしたという。関税は現在10%に設定してある。
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2008年01月29日(火)
ブラジル最大の大豆生産地で降雨による影響懸念
[穀物・大豆]
ブラジル最大の大豆生産地マット・グロッソ州で、大雨によって大豆新穀の圧搾所への輸送や収穫に影響が出かねないと地元関係者の間で懸念が広がっていることが報じられた。既に収穫作業が進められない農家があり、1週間もすれば損失が表面化する可能性があると取り上げられている。また、過剰水分によって品質低下となれば、業者の買取価格も下がるのが危惧されるという。地元気象サービスは、マット・グロッソ州のほとんどの大豆生産地域で2月13日まで降雨が続く見通しを示している。
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アルゼンチン、小麦とコーン輸出再開へ
[穀物・大豆]
アルゼンチン農業局は29日、小麦輸出登録の受付を再開したことを発表した。ただし、200万トンの輸出枠を設け、向こう5ヶ月間で40万トンずつ振り分けるという。また、業者は最高1万2000トンの申請に制限している。農業局は昨年暮れから11月の降霜被害の調査を理由に小麦輸出を禁じていた。
農業局はこのほかコーンも輸出登録の受付を始めたという。コーンについて出荷制限はしていないが、従来は1年先の分を申請できたのを30日に改定した。当局は2006年11月にコーンの出荷凍結。昨年6月に300万トン輸出枠内で登録受付を再開したが、1週間内で埋まった経緯がある。
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