2008年07月29日(火)
2008年のフィリピンコーン生産、事前目標下回る可能性
[穀物・大豆]
フィリピン農務省の高官は29日、2008年の国内コーン生産が事前目標を下回る可能性があることを示唆した。肥料コストの高騰が今年後半の作付に影響を及ぼすかもしれないという。同氏によると、今年後半の作付が10-30%縮小となると、生産は360万-390万トンと当局の目標410万トンに届かない。また、今年全体でも事前目標735万トンに対して、同氏は690万-720万トンにとどまるのを見通している。
肥料価格は燃料の値上がりにつれて一年前から4分の3上昇したという。一方で、今年前半の在庫潤沢を背景に国内のコーン価格は下がり、余計に農家の生産意欲を試す格好となっていることを示唆した。今年前半のコーン生産は329万トンとなり、前年同期より19.6%増加した。
Posted by 直
2008年07月28日(月)
フィリピン、2010年までにコーン自給国となる可能性小さい
[穀物・大豆]
フィリピンが政府の計画通り2010年までにコーン自給国となる可能性は小さいとの地元産業幹部の見解が伝えられている。報道によると、同氏はフィリピンのコーン平均イールドが3トンと世界平均の7トンの半分以下にとどまっていることを指摘。政府も自給目標達成が難しいことを示唆しているという。2008年のフィリピンコーン生産は730万トンの見通し。これは前年の670万トンを上回る。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】



