2009年02月13日(金)
中国大豆輸入、向こう2ヶ月間に増加見通し・政府系シンクタンク
[穀物・大豆]
中国政府系シンクタンクの国家穀物油種情報センター(CNGOIC)は13日、同国による大豆輸入が向こう2ヶ月間増加する見通しを示した。南米主要生産地の干ばつを背景にした価格上昇を懸念してのことという。しかも、地元では政府の在庫積み増しでやはり値上がりが見込まれており、余計に業者が買い付けに急いでいるという。
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2009年02月12日(木)
ストラテジーグレイン、2009/10年度EU穀物生産見通し僅かに修正
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは12日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の欧州連合(EU)穀物生産見通しを2億 8580万トンとした。前月報告での2億9590万トンから僅かな修正で、前年比は5.2%減少の見方である。2008/09年度穀物生産については、前月時点で3億1240万トンと推定したのを3億1200万トンに改定。
最大規模の軟質小麦について2009/10年度に前年比5.6%減の1億3220万トンと見通す。前回報告で1億3230万トンだった。1月初めの寒波による影響は限定的との見方を示している。このほか、2009/10 年度のEU小麦需要について、飼料向けでの減少をエタノールやでんぷん向けで補い、前年並みになるとした。天候問題を抱えることがない限り、2300万トンの供給過剰見通しであり、この結果1500万とから2000万トンの輸出が可能になるという。
2009/10年度のコーン生産は前年比7.1%減の5780万トンと見通している。前月報告での5800万トンから小幅引き下げた。
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フランス、環境リスク不透明な間は遺伝子組み換えコーン禁止
[穀物・大豆]
フランスのフィヨン首相は12日の記者会見で、米化学大手モンサントが開発した遺伝子組み換えコーンについて、環境リスクが不透明な間は国内生産を禁止すると発表した。フランスは欧州委員会による判断街であることも示している。欧州委員会はフランスとオーストリア、ギリシャ、ハンガリーに遺伝子組み換え種解禁を要請しており、この日の会見に同席したバローソ欧州委員長はフランスなどとの交渉は継続していることを示唆。また、16日に欧州連合内の食品安全保障について会議を開くという。
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