2009年02月23日(月)
エコノミスト見通し、2009年マイナス成長に修正・NABE
[金融・経済]
全米ビジネス経済協会(NABE)は23日、米経済性が2年連続マイナス成長になるとのエコノミスト調査結果を発表した。調査は47人のエコノミストを対象に行い、2009年実質国内総生産(GDP)予測が10-12月期ベースで前年比0.9%減。2008年に0.2% 減だったことから、さらなる景気悪化を見越している格好だ。また、昨年11月時点での予測0.7%増からマイナスの見方の転じたことになる。一方、 2010年には3.1%増と著しい改善の見方が優勢となった。
Posted by 直
インド、08/09年度アラビカコーヒー生産推定下方修正へ
[コーヒー]
インドのコーヒー局が2008/09年度の国内アラビカコーヒー生産推定を引き下げると伝えられている。局長は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、数日内に発表という。また、関係者の話として、当局は昨年11月時点の見通し9万トンから8万トンに改定するとの報道もある。降雨による収穫への影響が背景にある模様。
Posted by 直
2008/09年度フィリピン砂糖生産見通し、一段と下方修正
[砂糖]
フィリピン砂糖規制局の幹部は23日、2008/09年度の国内粗糖生産が200万トンまで落ち込む可能性があることを発表した。シーズン初めに222万トンをみていたのからまず219万トンに引き下げ、このたび新たに下方修正した格好だ。国内平均で前年を17%下回る見方だが、主要生産地では最大25%減少の見通しがあることも示している。
今もなお続く大雨は砂糖きび作柄への影響に加え、収穫や製糖所への輸送も遅らせているという。また、業界では石油ベースの肥料コスト高騰も生産不振の要因として挙がっている。
Posted by 直
OPECは昨年12月の総会における減産を達成、ペトロロジスティクス
[エネルギー]
タンカー調査のペトロロジスティクスは23日、イラクを除くOPEC11ヶ国の2月の石油生産量は日量2,530万バレルと前月から100万バレル減少するとの見通しを明らかにした。サウジの生産量が日量793万バレルと前月から12万バレル減少するほか、イランの生産も 35万バレル減少し日量35万バレルになるという。生産量は昨年9月の水準からから430万バレル減少しており、昨年12月に開いた総会で決定した9月の産油量から420万バレルの減産を全て達成した格好となる。
Posted by 直
2009年02月20日(金)
中国砂糖協会、2008/09年度砂糖生産見通し引き下げ
[砂糖]
中国砂糖協会は2008/09年度の国内砂糖生産見通しを引き下げたことを発表した。地元の卸売サイトが伝えており、従来1448万トンを見越していたのから1254万トンに1割以上の下方修正。前年度の1484万トンから230万トン落ち込む見方である。
協会会長は会見で、国内生産の6割を占める広西チワン族自治区において前年比19%減の760万トンとの予想を示したという。また、2番目に規模の大きい雲南省や3位の広東省でもそれぞれ前年割れとなり、215万トン、115万トンと見通す。協会会長はこのほか、北部でも生産ダウンとした。ただ、北部の具体的な予測値には触れなかったという。
Posted by 直
1月消費者物価指数は前月比0.28%上昇、ほぼ予想通り
[経済指標]
米労働省が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.28%上昇した。3ヶ月ぶりの前月比プラスで、ほぼ市場の予想通りである。なお、2008 年のデータは新しい季節調整のもとで全面的な修正となった。昨年12月の前月比が速報で0.74%低下だったのから0.79%低下に改定。
変動の激しいエネルギーが1.74%上がり、5ヶ月ぶりの上昇となった。ガソリンが5.96%のプラス。しかし、天然ガスや燃料油がそれぞれ4%近いマイナスで、ガス・電力も一段と下がっている。食品は0.06%上昇した。もっとも、値上がりが進んだのは砂糖・甘味料、非アルコール飲料ぐらい。野菜・果物、食用油がそれぞれ1%強落ち、大勢はより限定的な値上がりだった。
変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.18%上昇である。市場予想より若干高め。コア指数も修正対象で、12月分は速報時に0.02%と僅かにも前月を下回っていたのから0.01%と極めて小幅な上昇に改定。このため、コア指数は1980年から前月比プラスを維持している格好となる。
コア部分では、アパレルが0.26%上昇した。特に紳士服が1%以上と大きな値上がりであり、また5ヶ月ぶりのプラス転換だ。新車が0.28%アップで、こちらは昨年7月以来で前月を上回った。しかし、中古車は12ヶ月連続下落。家賃が0.33%と前月以上の伸び率を記録し、医療も前月よりペースが加速して0.44%上がった。一方、航空運賃は5ヶ月続けてダウン。2.13%落ち、前月の2倍近い下げ幅だった。
1月のCPI は前年同月と比べると0.15%低下した。2ヶ月連続の前年割れ。最後にCPIが連続して前年比マイナスとなったのは1954年9月から1955年8月にかけてだった。コアは前年同月比1.66%上昇で、2004年8月以来の小幅プラスである。
Posted by 直
ウクライナ、6月までに小麦200万トン輸出見通し
[穀物・大豆]
ウクライナの農家連合は20日、今月から2008/09年度末になる6月までに200万トンの小麦を輸出するとの見通しを発表した。このうち30-38万トンが製粉小麦と見越す。連合によると、今月1日時点で910万トンの小麦在庫(470万トンが製粉小麦)があった。これから国内消費に450万トンを差し引き、次年度への持ち越しも考慮して輸出見通しに至ったという。
Posted by 直
12月の全米自動車走行距離は前年比で1.6%減少、運輸省FHA
[エネルギー]
米運輸省の連邦ハイウェイ管理局(FHA)が19日に発表した交通量データによると、昨年12月の全米自動車走行距離は 2,372億マイルと前年同月に比べ1.6%、38億マイル減少した。2008年の累計では2兆9,219億マイルと、やはり前年同期に比べ3.6%減少している。12月の走行距離を地域別に見ると、西部部が前年比4.8%減の517億マイルと落ち込みが激しかったほか、中西部が1.0%減の515億マイル、南部メキシコ湾岸が0.9%減の456億マイル、南東部が0.8%減の510億マイルとなっている。一方、北東部は374マイルと前年から0.5%増加した。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】