2009年03月04日(水)
米インフォーマ、08/09年度アルゼンチン大豆収穫見通し引き上げ
[穀物・大豆]
米インフォーマ・エコノミクスが2008/09年度のアルゼンチン大豆収穫見通しを75万トン引き下げたと伝わっている。報道によると、同社の最新予測は4450万トン。作付が事前予想を上回ったのが背景にあるという。インフォーマの見通しは米農務省(USDA)が前月の世界需給報告で見越していた4380万トン以上になる。
一方、2008/09年度のブラジル大豆収穫見通しは、5750万トンとパラナ州のイールド低下を反映して100万トン下方修正したことも報じられている。しかし、USDAによる前月時点での見通しよりやや高めとなっている。
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2009年03月03日(火)
ABARE、2009/10年度世界小麦生産2.7%減少見通す
[穀物・大豆]
豪農業資源経済局(ABARE)は3日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2009/10年度の世界小麦生産について6億3200万トンになるとの見通しを示した。2008/09年度推定を6億 8300万トンから6億8700万トンに引き上げ、次年度はこれから8.0%減少の見方である。
作付が前年比2.7%減の2億1900万ヘクタール、1トンあたりのイールドは前年度の3.05トンから2.89トンに下がると見越す。中国、欧州連合(EU)、インド、ロシア、米国と5大生産国・地域ではいずれも2008/09年度に平均以上のイールドを記録し、しかし、2009/10年度には平均並みに戻るとみている。このため、それぞれの生産も前年割れに終わる見通しという。
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2008/09年度ブラジル大豆収穫、4.4%減少見通し・セレレス
[穀物・大豆]
ブラジル農業顧問セレレスのアナリストは3比に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2008/09年度の国内大豆収穫が前年比4.4%減の5700万トンになるとの見方を示した。融資不足や生産コストの増加、大豆価格下落、南部の天候など複数の要因から前年割れを見越しているという。同社によると、2月27日時点で収穫の35%が終了。また、2008/09年度の大豆販売では同日までに成約済みが35%だった。
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