2009年03月10日(火)
フィリピン農務省、2009年コーン生産目標引き下げ
[穀物・大豆]
フィリピン農務省は10日、2009年のコーン生産目標を引き下げたと伝わっている。政府関係者によると、従来は780 万トンとしていたのを730万-740万トンに改定。今年前半の生産が天候要因から前年比2.6%減の320万トンになる身年であるのが背景にあるという。前年度の生産不調に起因した肥料コスト高騰も現時点で落ち着いており、同氏は、今年後半の生産回復を期待しているともコメント。前年の生産は肥料コスト高騰が響いて当初見越していた730万トンを下回る893万トンにとどまった。
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2009年03月09日(月)
ブラジルCONAB、08/09年度生産推定をコーン、大豆とも引き上げ
[穀物・大豆]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は9日、2008/09年度穀物生産推定で大豆とコーンを引き上げたと発表した。大豆は0.73%上方修正し、 5763万4500トンとした。前年比3.97%減の見方。作付は0.38%引き上げたイールドを従来推定より10キログラム高い2674キログラムに改定している。
コーン生産は0.12%と小幅ながらも上方修正で、5036万8200トンの見方である。メインクロップを0.74%引き上げた。しかし、サブクロップは1.04%の下方修正。作付はメインとサブいずれも前月時点での推定を下回る。しかし、メインのイールドを3513キログラムから3568キログラム、サブを3396キログラムから3440キログラムにそれぞれ引き上げた。
小麦生産推定を603万600トンで据え置いた。前年比47.19%増をみている。作付面積、イールドそれぞれ従来推定から修正なし。
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カナダ農務省、2009/10年度全小麦作付見通し引き下げ
[穀物・大豆]
カナダ農務省(AAFC)は2009/10年度(8-7月)穀物・油種需給見通しで、全小麦の作付を引き下げた。1月の初回見通しで2389万5000エーカーとしていたのから2327万7000エーカーに改定し、前年比較は6.9%減少の見方である。デュラム小麦だけで 18.0%減の494万2000エーカー。やはり従来の560万9000エーカーから下方修正だ。
コーンは310万9000エーカーから308万4000エーカーに引き下げた。しかし、前年比3.7%増と増反の見方は維持している。
小麦に次いで規模の大きいカノーラについて農務省はこれまでも前年度に記録した過去最高1615万9000エーカーを上回るのをみていたが、最新見通しでは 1723万5000エーカーと、1月時点で見越していた1680万3000エーカーからアップ。大豆は前年比8.7%増の321万2000エーカーで据え置き。
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