2007年12月17日(月)
ロシア、イランの原発に対し核燃料供給を開始
[政治・国際情勢]
ロシアの原子力関連業者アトムストロイエクスポートは17日、前日からイランのブシェール原発向けに核燃料の供給を開始したことを明らかにした。供給は今後2ヶ月の間に完了するという。ブシェール原発はイランがロシアの協力の下に進めていた国内初の原子力発電所で、当初今年9月の稼動開始を予定していたが、ロシア側が燃料の供給を見合わせていたことから計画が大きく遅れていた。
今回燃料の供給が開始されたことで、約半年後には電力が供給できるようになるとみられる。ロシア外務省はこの件に関して、全ての作業は国際原子力機関(IAEA)の管理下で行われることを強調、使用済み燃料も全てロシアが引き取るとしている。イラン国営通信によると、最初の1年間で82トンの核燃料が必要になるという。
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2007年10月25日(木)
米政府、イラン革命防衛隊などに対する経済制裁を決定
[政治・国際情勢]
米政府は25日、イランに対して新たな制裁を行う意向を明らかにした。ライス国務長官とポールソン財務長官は共同会見で、イランが依然として核開発問題に関する米国との開かれた話し合いを拒否、イラク国内のシーア派テロ組織、アフガニスタンのタリバン、レバノンにおけるヒズボラ、パレスチナガザ地区のハマスを支援しているほか、ミサイルの輸出も続けていると非難。イラン革命防衛隊(IRGC)やイラン国営銀行3行に対して米国内の資産凍結などの経済制裁を行うとした。
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