2009年07月16日(木)
6月米住宅差し押さえ件数前月比プラス転換
[金融・経済]
米不動産情報のリアルティトラックによると、6月の米住宅差し押さえ件数は33万6173件だった。前月から4.57%増加。5月に1月以来の前月割れとなったのが再び増加に転じた。前年同月との比較では33.21%増になる。
差し押さえ件数は4-6月期に88万9829件と、四半期ベースで過去最高となった。前四半期比較で10.75%、前年同期からは20.29%それぞれアップ。また、年初からの6ヶ月間で190万5723件である。昨年6-12月の6ヶ月間の差し押さえから9.46%増えた。また、前年同期を14.66%上回る。
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2009年07月15日(水)
FOMC、6月会合で景気悪化の可能性あると慎重に受け止め
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が15日に発表した6月24-25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、メンバーは景気が依然として弱いとの見解で一致していた。声明で記したように、景気後退のペース鈍化を認識。しかし、議事録は改めて悪化する可能性もあると慎重に受け止めていたことを記している。
当局は特に雇用情勢を懸念していたようだ。失業率の上昇見通しと具体的な予測値は議事録にないが、FRBが議事録とともに発表したFRB理事および地区連銀総裁の景気見通しをまとめたもので今年中に10%突破の可能性を挙げている。
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FRB、向こう3年間の米経済見通し上方修正
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は15日、向こう3年間の米経済見通しを発表した。これは、FRB理事および地区連銀総裁が 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出した見通しをまとめたもので、2009年の予想レンジは1.5-1.0% のマイナス成長。4月時点で見越していた2.0-1.3%から引き上げた。2010年ついてはプラス成長に回復見通しで、また伸び率を2.0-3.0%から2.1-3.3%に改定。2011年は従来予想レンジの下限を3.5%から3.8%に上方修正。しかし、上限は4.6%と従来の4.8%より低めにみている。
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