2010年03月19日(金)
2010/11年度インド砂糖生産2500万トンに増加見通し・地元大手幹部
[砂糖]
インド砂糖大手Simbhaoliの幹部は19日のアナリスト説明会で、2010/11年度(10-9月)の国内砂糖生産が2500万トンに増加見通しであることを発表した。増反を理由にしており、作付は一年前を20-25%上回るのを見込むという。
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2010年米大豆作付過去最高見通し、コーンは過去2番目に
[穀物・大豆]
米商品調査会社アレンデールは19日、2010年の国内穀物作付意向調査を発表し、大豆作付が7910万エーカーと過去最高を更新する見通しを示した。前年から2.1%増加の見方である。コーンは前年比4.2%増の9020万エーカーで、これは過去2番目に大きくなるとした。一方、小麦作付は一年前を9.6%下回る5340万エーカーの見通し。春小麦が3.5%増の1340万エーカーとみられる反面、冬小麦作付は14%落ちて3720万エーカーとしている。
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インド、小麦免税輸入の期限撤廃
[穀物・大豆]
インド政府の閣僚パネルが19日に小麦の免税輸入で期限撤廃を決めたと報じられている。政府関係者によると、国内供給を引き上げ、価格上昇をさえるのが目的。閣僚パネルはまた60万トンの小麦製品輸出の期限を無期延長することにしたという。いずれも当初予定の期限は3月 31日だった。
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ベトナムコーヒー輸出業者、国際商社との契約不履行相次ぐ
[コーヒー]
ベトナムコーヒー輸出業者による国際商社との契約不履行が相次いでいると報じられた。資金調達難、2009/10年度のコーヒー価格が事前の上昇予想に反して下げていることが背景にある。国際商社ルイ・ドレフュス幹部は、国内の大手業者の破綻も例外ではなく、このためベトナムが過去10年間で築いたコーヒー供給者としての信憑性が揺らいでいるとコメントしている。
トレーダーなどの推定によると、不履行となったコーヒーは15万-20万トン。報道では、世界需給にも影響を及ぼしており、被害拡大を抑えるために地元輸出業者の大手20社が対策グループを発足したという。また、政府も特別融資を設けるなど措置を講じている。
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2010年03月18日(木)
2009/10年度インド砂糖生産1700万トン超える見通し・農相
[砂糖]
インドのパワール農相は18日、2009/10年度の国内砂糖生産が1700万トンを超える見方を示した。前年度の 1470万トンから増加見通しであり、また業界予想の1680万トンを上回るのを見越すという。国内価格上昇の鈍化につながることも予想。ただ、需要が依然として供給を大きく上回っており、砂糖の免税輸入は継続する意向を示した。
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2010/11年度EU穀物生産見通し引き下げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは18日、2010/11年度の欧州連合(EU)穀物生産が2億9120万トンになるとの見通しを発表した。前月時点で見越していた2億9210万トンから引き下げ。前年度からは多く、この結果、昨年12月に発表した初回予測に戻した格好になる。前年度からは0.4%減少の見方だ。
軟質小麦予測が前年比3.2%増の1億3410万トンで、60万トンの下方修正になる。アイルランド、英国、デンマーク、ルーマニアの改定が背景にあるという。コーン生産見通しは5770万トンから5790万トンに引き上げた。前年比較では1.6%増加の見方。
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2月消費者物価指数、ほぼ横ばいで予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前月比ほぼ横ばいだった。市場予想を下回る。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は 0.05%上昇。1月に1982年12月以来で低下したのからプラス転換であるが、市場予想よりやや低い伸びになる。
エネルギーが 0.54%下がった。昨年4月以来の低下。ガソリンが1.41%と昨年3月以来の大幅マイナスとなり、燃料油がちょうど1年ぶりの大きな落ち込みだ。ガス・電力は0.54%上昇し、3ヶ月ぶりに前月比プラスとなった。食品・飲料は0.05%上昇した。5ヶ月連続アップだが、前月に比べると伸び悩んだ。食品の内訳はまちまち。砂糖・甘味料が1%を超える値上がりだった以外は比較的限られた上昇、下落である。
コア部分では航空運賃が 0.70%落ちた。前月に昨年2月以来の大幅マイナスとなったのから下げ渋り。それでも、2ヶ月連続マイナスだ。アパレル価格は0.66%下落し、これも 2ヶ月続けての前月割れ。また、下げ幅は前月以上である。通信が0.08%のマイナス転落。反面、新車価格は0.13%、3ヶ月ぶりの上昇となった。ホテル宿泊料金は0.02%と僅かにも前月より高い。医療が前月とほぼ同水準の0.51%上昇。教育は0.53%と2008年8月以来の高い伸びだった。
2 月のCPI は前年同月と比べると2.21%上昇した。前月よ小幅の伸びで、12月に2.78%と2008年10月以来の大幅上昇を更新してからスローダウンしている。コアの前年比上昇率は1.33%で、こちらは2004年2月以来の小幅プラスとなった。
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インド、小麦輸出の早期解禁ない・農相
[穀物・大豆]
インドのパワール農相は18日に記者団に対し、小麦輸出の早期解禁はないと述べた。目先は国内市場への備蓄放出によって価格上昇を抑える計画。6月に農家からの買い取りが完了し、また備蓄状況の査定を終えてから輸出再開の可能性を見直すという。
一方で、政府は今月末に期限を迎える小麦の免税輸入を延長するかどうか未定であることも明かした。現時点で備蓄が膨れ上がっていることを指摘。連邦政府の小麦在庫は2月28日時点で1838万トンと、福利プログラムで義務付けている緩衝在庫の2倍以上という。
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