2010年03月12日(金)
原油価格は80-100ドルのレンジが好ましい、ベネズエラ石油相
[エネルギー]
ベネズエラのラミレス石油相は12日、記者団の質問に答え、17日OPEC総会で同国は生産枠据え置きを主張することを明らかにした。ダウジョーンズが伝えた。今年後半の増産の可能性について話し合うのではとの噂が出ていることについては、そういう話は聞いていないと否定した。石油価格については、今後も80ドルを下値に推移することを望むと、80ドル-100ドルのレンジが好ましいとの考えを示した。
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2009/10年度世界コーヒー生産見通し、再び引き下げ・ICO
[コーヒー]
国際コーヒー機関(ICO)は8日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の世界コーヒー生産見通しを再び引き下げた。従来予測の1億2356万4000袋に対し、最新予測は1億2314万6000袋で、前年比は3.9%減少になる。南米で10.3%、アフリカで 6.3%それぞれ生産ダウンと予想。
一方、アジアの生産はインドネシアとインドの改善から増加を見越す。ただ、ベトナムでは前年から2.7%減少見通しである。中米ではエルサルバドルが26%以上落ち込むのを予想する。
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3月ロイター/ミシガン大消費者指数速報値72.5、予想下回る
[経済指標]
3月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値は72.5となった。前月の73.6から低下し、2ヶ月連続ダウンである。市場予想も下回った。現状指数は80.8、6ヵ月後を占う期待指数が67.2。それぞれ、前月の81.8、68.4より低い。
インフレ予測は1年後の上昇率が0.1ポイント上がって2.8%だった。5年後は前月比横ばいの2.7%。
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2月小売売上高0.34%増加、予想外の前月比プラス
[経済指標]
米商務省によると、2月の小売売上高は前月比0.34%増加した。予想外に2ヶ月連続プラス。しかも、1月の伸び率が速報の0.48%から0.15%に改定となったため、2月に増加ペースが加速した格好になる。
ほとんどのカテゴリーで売上高が増え、中でも伸びが目立つのは電気機器の3.67%だった。食品・飲料、スポーツ関連、デパート、総合小売店が揃って1%超のプラス。一方、自動車および部品が1.98%減少した。また、1月の売上高が速報で横ばいだったのから1.53%減に改定となり、この結果、2月時点で 3ヶ月連続ダウンになる。健康関連も0.65%減。通販などの無店舗販売は前月比変わらずだった。
小売売上高は自動車関連を除くと0.80%アップとなり、予想以上に伸びた。ガソリンを除いて0.35%、自動車とガソリンを除くと0.87%それぞれ増加である。
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IEA、世界石油需要見通しを7万バレル上方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2010年の世界石油需要を日量8,657万バレルと推定、前月から7万バレル上方修正したOECD諸国の需要は引き続き伸び悩んでいるものの、中国など新興国の需要が引き上げられたという。2009年度の需要は日量8,501万バレルとやはり7万バレルの上方修正、前年比では20年が120万バレル、1.4%の減少、2010年が160万バレル、1.8%の増加となる。
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2010年03月11日(木)
10/11年度カナダ小麦生産予測引き下げ、コーンと大豆は据え置き
[穀物・大豆]
カナダ農務省(AAFC)は3月10日付の穀物・油種需給報告で、2010/11年度の全小麦生産を前年比9.5%減の 2400万トンになるとの見通しを発表した。1月時点での予測2470万トンから僅かに引き下げである。デュラム小麦だけで410万トンから380万トンに上方修正した。
コーン生産は前年を15.1%上回る1100万トン、大豆が4.9%アップの367万5000トンとそれぞれ従来予測で据え置いた。カノーラは30万トン引き上げて1130万トンに改定している。
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次回総会で生産枠変更の必要ない、OPEC議長
[エネルギー]
OPEC議長を務めるエクアドルのピント天然資源相は11日に開いた会見で、17日にウィーンで開かれるOPEC定例総会で生産枠を変更する必要はないとの見方を示した。米国をはじめとした世界景気の回復によって需要は徐々に増加すると予想されるものの、石油価格に大きな影響を与えることはないと指摘。価格は1バレル70ドルから80ドルの間の適切な水準で安定的に推移することが予想されるとした。
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09/10年度のエルサルバドルコーヒー生産見通し、4回目の下方修正
[コーヒー]
エルサルバドルコーヒー評議会は2009/10年度の国内コーヒー生産見通しを5万袋引き下げた。最新予測は前年比18%減の115万袋。これで4回目の下方修正であり、予想通りになると1950年代に記録が始まってから最小の生産になるという。
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失業保険申請件数は前週から6,000件減少
[経済指標]
米労働省が発表した3月6日までの週の失業保険新規申請件数は前週比6000件減の46万2000件だった。2週連続の減少だが、市場予想より小幅マイナスだ。なお、前週分は速報の46万9000件から46万8000件に改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は6日時点で47万5500件となり、これは前週の47万500件(修正値)を上回る。
2月27日時点の失業保険継続受給件数は455万8000件だった。前週の452万1000件(同)からプラス転換。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れである。
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