2021年05月10日(月)
年内の力強い雇用増加見込む・シカゴ連銀総裁
[要人発言]
シカゴ連銀のエバンス総裁は10日のCNBCに対し、年内の力強い雇用増加を見込んでいると述べた。7日に発表された4月の非農業部門雇用数が予想を大きく下回る増加だったのには失望とコメント。経済活動が再開し、サプライチェーンなど多くのセクター展開で問題が生じていると指摘。また新しい企業が増えている一方で、失業保険の拡充もあって労働環境を見直すなど就職活動に時間かける向きがあること、あるいはチャイルドケア絡みで雇用に影響が出ていると、複雑な情勢にあるとの見方を示した。それでも、雇用が鈍いのは一時的であり、また経済対策や緩和的な金融政策が支援し、改めて強い雇用データをみることになるだろうという。
エバンス総裁は、金融政策を運営するのに雇用と物価が重要な指標であるとも述べた。インフレ率が2%の目標に到達するまで時間を要するとし、また平均して2%で落ち着くことになるなら、一時的にインフレ率が2.5%となっても気にならないという。金融政策についても雇用と物価の統計を見守る意向を示し、量的緩和の縮小について討議も雇用と物価の目標達成に近付いてからと強調した。
エバンス総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーである。
Posted by 直 5/10/21 - 12:17



