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2021年05月12日(水)

IEA、世界石油需要見通しを前月から27万バレル下方修正
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2021年の世界石油需要が前年比で日量540万バレル増加するとの見通しを示した。前月から27万バレルの下方修正、欧州と米州のOECD諸国の見通しが32万バレル引き下げられたのが背景にある。1-3月期は更に51.5万バレルの引き下げとなったが、2021年後半の見通しは据え置かれた。

世界供給は4月に日量9,340万バレルと、前月から33万バレル増加した。5月にはOPECプラスが段階的な減産幅の縮小を開始することから、更なる増加が予想されている。現時点での合意内容に基づくと、生産は4月から12月にかけて日量380万バレル増加することになっている。2021年通年では全体で前年から140万バレル生産が増加、2020年には660万バレルの減少となった。カナダの生産が34万バレル増加すると見られている一方、米国は16万バレル減少するとの見通しが示された。

製油所稼働は、需要の低迷や新たな製油所の閉鎖、この夏米国のハリケーン活動が活発になるとの見通しを受けて下方修正された。2021年の稼働は前年比で日量400万バレル増加、2020年は740万バレルの減少だった。稼働はこの先4ヶ月に渡って活発となり、8月にピークを迎えるという。

OECD諸国の在庫は、3月末時点で29億5,100万バレルと、前月から2,500万バレル減少した。石油製品の在庫が3,130万バレルの取り崩しとなった一方、原油在庫は610万バレル増加した。2016年-2020年の平均は、170万バレル上回るのみとなっている。1-3月期の取り崩しペースは日量82万バレルと、2020年10-12月期の228万バレルから鈍化。速報データによると、4月には更に580万バレルの取り崩しが予想されている。

Posted by 松    5/12/21 - 08:14 

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