2009年05月26日(火)
債券:消費者データ改善と今週の入札重し、金利差拡大進む
[場況]
10年債利回り:3.55↑0.10
債券は続落。5月の消費者信頼感指数が予想以上に上昇したことがマイナスに作用し、また今週の入札で需給面も重しとなった。取引の早い段階では北朝鮮の核実験、住宅価格指数の下落などを背景に買いが集まっていたのが、消費者データで一転して売りモードである。午後に2年債入札が好調だったのを受けて一時的に買いもあったが、間もなくして短期債買い・長期債売りが広がった。
長期金利の指標10年債利回りは低下から上げに転じた。昼過ぎに3.5%に迫ってから伸び悩み。入札結果でさらに上げ幅を縮めたが、完全に回復する前に上昇に戻っている。明日の5年債、明後日の7年債入札を意識した売りが3.5%上抜けにつながり、昨年11月以来の高水準を更新した。
短期債は最終的に売りに押されたが、長期債に比べれば極めて鈍いペースだった。このため、利回り曲線のスティープニングが進んでいる。長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は2003年10月以来の大きなギャップを記録した。
Posted by 直 5/26/09 - 18:18



