2010年05月12日(水)
IEA、2010年度世界石油需要見通しを22万バレル引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2010年度の世界石油需要を日量8,638万バレルと推定、前月から22万バレル下方修正した。引き下げは新興国の基本データの修正に伴うもので、イランとマレーシアの引き下げが背景となった一方、中国の需要は引き続き旺盛とも記している。前年比では160万バレルの増加、2009年度は120万バレルの減少となった。
4月の非OPEC石油供給は日量5,240万バレルと前月から減少、2010年度の見通しは5,230万バレルと前月から20万バレル引き上げられた。OPECの4月石油生産は日量2,903万バレルと前月から4万バレル増加。2010年度のOPECへの石油需要(Call on OPEC)は日量2,870万バレルと、需要引き下げと非OPEC諸国の生産増により40万バレルの大幅引き下げとなった。
製油所稼動は4-6月期に日量7,330万バレルと前期から45万バレル増加すると予想。前月の推定からも37万バレルの引き上げとなる。4月に米国の稼働率が大きく上昇したのが背景にある。
3月末時点でのOECD諸国の石油在庫は27億900万バレルと前月から730万バレル増加。在庫は消費の60.5日分をカバーと、前月から0.5日分増えたものの、前年同月は1.1日分下回っている。また速報データによると、4月末時点の在庫は4,740万バレル増加している。大型タンカーに貯蔵されている洋上在庫は、3月末の6,500万バレルから8,100万バレルに増加した。
Posted by 松 5/12/10 - 08:12



